このページの本文へ

DTI、月490円のデータ通信SIMにアプリ単位で高速化の機能

2013年10月25日 23時30分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 フリービットとその子会社であるDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)は、モバイルデータ通信用の新技術「Semantic Switch」を共同開発し、DTIが提供する「ServersMan SIM LTE 100」に採用したことを発表した。

「ServersMan SIM LTE 100」にアプリ単位で通信速度を制御する機能を追加

 ServersMan SIM LTE 100は、月490円で利用できるドコモXi網を利用した格安のデータ通信SIM。通信速度は普段は100kbpsに制限されているが、100MBあたり263円のオプションを追加することで、通信の高速化も可能である。

 今回Semantic Switch技術が搭載されたことで、あらかじめ設定していたアプリを起動した場合に、高速通信モードに自動的に変更され(通常約2秒以内)、ホームボタンを押すなどして、アプリの利用を一旦終了した場合は通常モードに戻る。この技術を利用するには専用アプリ「ServersMan SIM Unlimited」のインストールが必要。

 Semantic Switch技術は、アプリとともに課金システム、ネットワークコアシステムなどを垂直統合して実現している。このシステムを応用することで、アプリごとの通信速度の制御だけでなく、1日単位で高速通信の通信量を設定したり、通信残量や利用する時間帯、利用場所などを細かく組み合わせ、さらにユーザーに最適化された料金プランの設定も可能になるとしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン