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アスキー・ジャンク部リターンズ 第25回

アイエエエ! ナンデ!? ニンジャナンデ!?

黒い! デカい! 名前がNINJA! 突っ込みどころ満載バーガー

2013年10月25日 17時00分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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「ドーモ、クロニンジャです」。こちらはバーガーキングの新製品、「黒NINJA」。名前の割にちっとも忍んでないんですが、それは……

 真っ黒なバンズ、豪快にはみ出したベーコン、しかも名前に「NINJA」。いきなり出落ち感満載だが、しかしこれ、立派なメニューなのでござるよ。ニンニン。

 この恐るべきNINJAを生み出したのは、何を隠そうバーガーキング。実は同社、昨年9月にも竹炭を使った黒バンズを使用した「黒バーガー」を期間限定で発売している。黒バーガーはその年に発売した新商品の中で最多の販売個数を記録するなど、なかなか好評だったそうな。

 そんなわけで今年も、忍びの里から第2の刺客が登場。それが、(リリースによれば)世界を魅了する日本の独自文化である“忍者”の名を冠した期間限定商品、その名も「黒NINJA」でござる。

見た目はまったく普通の紙袋。さすがにここは忍んでいた

包装紙には黒NINJAキャラクターのシールが。「ドリンクMコンビ」以上を購入すると、ロゴシールがもらえるのでござる

 なんといっても、驚きなのはその見た目。竹炭を練り込んだ黒バンズに、ワッパーサイズ(約113g)のビーフパティ、約25cmという特大ベーコン、さらに幅約10cmの「ハッシュブラウン」をオニオン、レタス、マヨネーズと一緒にサンド。仕上げに「黒褐色シャリアピンソース」で味付けしている。あくまで“黒褐色”なのでそこまで真っ黒というわけではないが、ソースまで黒とはずいぶん徹底的だ。

バンズが実際黒い。黒NINJAキャラクターのごとく、アッカンベーをしているようにはみ出ているベーコンが圧巻(ダジャレではない)

 ぶっちゃけ、NINJAと呼ぶにはちょっと忍んでなさすぎる気もするが、それはそれ、これはこれ。ASCII.jp編集部で仕事をしていても「あ、いたの? 気付かなかった」とよく言われる、忍者のように存在感の薄いアスキー・ジャンク部が試食してみたでござる。

試食するのはおなじみ、ジャンク部・コジマ。忍者ポーズがまるでキマっていない

 実際に食べてみた感想は、まさしく「男向けの味」といったところ。ベーコン、パティ、ハッシュブラウンの3つの具が合わさった食べごたえといい、味の濃いシャリアピンソースといい、なかなか舌にガツンとくる味でござる。一方、真っ黒なバンズはほのかに香ばしいぐらいで、炭だからといって苦いということはなし。

 正直なところ、インパクト大な見た目とは裏腹に、極端に油濃かったり、変な味だったりするわけではないと感じた。以前試食した「ガーリック ミート モンスター」のように、バーガーキングの新製品は見た目こそ過激なものの、味自体は意外とまとまった仕上がりになっていることが多い印象がある。黒NINJAを食べて、ますますそのことを実感したでござる。

 しかし、挟んでいる具が大きいことから、食べにくいのはさすがに致し方なし。包装紙にうまくくるんで食べるように心がけたい。

挟んでいる具が大きいため、食べにくいのはしょうがないところ。包装紙にうまく包んで食べるのが正解でござろう

 一方、しっかりと味付けしてある具材と、塩気の強いシャリアピンソースの組み合わせに、単体では「ちょっとしょっぱ過ぎるかな」と感じる人もいるかもしれない。大きめサイズの飲み物片手にガツガツゴクゴクいただくのが、黒NINJAの食べ方の正道なのかもしれぬ。

 ちなみにバーガーキングもその辺りを想定しているのか、黒NINJAの「ドリンクMコンビ」でドリンクを「コカ・コーラ ゼロ」にすると、おかわりが無料になるというキャンペーンを開催している。黒いコーラを飲みながら黒NINJAを食べれば、闇に紛れ隠密に生きるNINJA気分を味わえる……かもしれない。

 というわけで、今日のジャンク部はバーガーキングの黒NINJAでした。ごちそうさまでした、ニンニン。

ごちそうさまでした、ニンニン

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