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Proは「BitLocker To Go」によるデータ保護、VHDからのブートなどに対応!

ここがちがう! 「Windows 8.1 Pro」と通常版

2013年10月22日 19時05分更新

文● ASCII.jp編集部

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「Windows 8.1」と「Windows 8.1 Pro」の違いは?

 10月17日午後8時から提供が開始された「Windows 8.1」。Windows 8でなくなったスタートボタンの復活や新「ストアアプリ」、検索機能など見所は多くある。「Windows 8は見送ったけど、Windows 8.1なら試してみようかな」と考えている人も多いはずだ。

 悩みどころは、Windows 8.1とWindows 8.1 Proのどちらを選ぶべきか。ここでは、各エディションの違いを表にまとめて紹介する。導入時の参考にしてほしい。

機能 Windows 8.1 Windows 8.1 Pro
基本機能
アプリから別のアプリを起動する
複数のアプリを同時にカスタムする
ロック画面でのスライドショー
4種類のタイルサイズ
マイクロソフトアカウントでログインする
同一のアプリを複数起動する
「デスクトップ」を直接起動する
スタート画面のカスタム
デバイス/アプリ
3Dプリンターのサポート
Wi-Fiテザリング
生体認証
ワイヤレスプリント
Windowsストアアプリの自動更新
Internet Explorer 11
システム/管理
VDHブート ×
最大サポートCPUソケット数 1 2
最大積載メモリー容量 128GB 512GB
デバイスエンロールメント
グループポリシー
ワークフォルダ
社内ネットワークへの参加
Active Directoryドメイン参加 ×
セキュリティ/ネットワーク
BitLocker/BitLocker To Goによる拡張データ保護 ×
リモートデスクトップ(クライアント)
リモートデスクトップ(ホスト) ×

主な新機能はどちらのエディションでも利用可能!

 表の通り、スタート画面・ロック画面のカスタマイズや、3Dプリンターのサポート、テザリング、デスクトップの直接起動など、Windows 8.1の主な新機能はいずれのエディションでもおおむね利用可能だ。「BitLocker」 や「BitLocker To Go」による拡張データ保護、VHDファイルからのブート、「Active Directory」ドメインへの参加など従来のProfessionalやUltimateで利用できた機能は、引き続きProfessional/Ultimateに相当するWindows 8.1 Proのみで利用可能。リモートデスクトップのホスト側になれるのもWindows 8.1 Proのみだ。

 新規にインストールする場合の価格は、Windows 8.1が1万3800円、Windows 8.1 Proが2万5800円。企業でActive Directoryドメインへの参加が必要なら、Windows 8.1 Pro一択だ。また、一般ユーザーであっても、リモートデスクトップのホスト機能など通常版にない機能を使いたければ、Windows 8.1 Proを選択するといい。

 なお、Compare Windows 8.1 Editions(リンク先英文)では主にタブレット向けで組み込み型の「Windows 8.1 RT」、リモートアクセス機能やセキュリティ性能を強化した企業向けエディション「Windows 8.1 Enterprise」も含めた、全4エディションの機能対応表を掲載している。さらに詳しく知りたい場合は確認してみよう。


 

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