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ソフトバンクが世界有数の携帯端末卸売企業を買収

2013年10月21日 17時55分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 米キャリア第3位のスプリント・ネクステル(Sprint Nextel/現スプリント・コミュニケーションズ)やフィンランドのゲーム会社スーパーセル(Supercell Oy)といった海外有力の企業の買収をはじめ、新たな拠点を米シリコンバレーに設けると発表するなど、やることがなにかとグローバルなソフトバンク。今回は、世界有数の携帯端末卸売企業となる米ブライトスター(Brightstar)を子会社化すると発表した。

 ブライトスターは、携帯端末やアクセサリー類の卸売、携帯端末の物流・在庫管理、携帯端末にかかわる保険、買戻し、下取りといったサービスを、携帯端末メーカーやキャリア、小売業者などに提供。50ヵ国以上に拠点を置き、125ヵ国以上で事業を展開する。今回の買収によってはソフトバンクは、携帯端末の調達規模を拡大し、日米での競争力をさらに高めていくとしている。

 今回の子会社化にあたり、ソフトバンクは米国子会社に対して12億6000万ドル(約1247億円)を投資。同米国子会社がブライトスターの株式100%を取得する一方、ソフトバンクは同米国子会社の株式を約57%取得することで、ソフトバンクがブライトスターの親会社となる。

ソフトバンクが米国子会社の株式を約57%取得し、同米国子会社がブライトスターの株式100%を取得

ソフトバンクが米国子会社の株式を約57%取得し、同米国子会社がブライトスターの株式100%を取得

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