LGエレクトロニクスは、グローバルで展開している65V型と55V型の4K対応「Smart TV」を日本で販売すると発表した。発売日は11月上旬の予定。65V型「65LA9700」の予想実売価格は65万円前後、55V型「55LA9700」の予想実売価格は45万円前後となる。
3840×2160ドットのIPSパネルを搭載し、LEDモジュールと光拡散板の間に偏光パターンフィルムを挟み込んだ独自の直下型LEDバックライトを採用。広視野角で階調表現に優れているという。
「Tru-ULTRA HD」という4K対応の画像処理エンジンを搭載。映像のエッジ部や質感を分析し、内蔵のデータベースと照合する超解像処理を施すことで、HD/フルHDの番組やDVD映像なども4Kにアップスケーリングして表示する。さらに3Dも4K表示に対応する。
また、次世代の映像コーデックである「HEVC」デコーダーを内蔵しており、将来的な動画配信サービスにも対応できる。なお、同社で4K映像サービスを提供するかについては「検討中」とのことだ。
本体下方には50Wの3ウェイスピーカーを搭載。スピーカーを2つ、ツィーターを1つを左右で1つずつ搭載し、さらに本体背面にはウーファーを内蔵。合計7つのユニットで4.1ch再生が行なえる。さらに本体下方のユニットはテレビの電源のオン/オフと連動して上下にスライドし、使用しないときはテレビの中に格納する形となる。
無線LANを内蔵し、NFCにも対応。スマートフォンなどとの連携もできる。外付けUSB HDDへの録画も可能だ。
このほか、HDMI 2.0(4K/60p入力)への対応や最新のスマートテレビ機能へのアップデートなども予定している。