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FCoE、VEPA、TRILLなどのほか、OpenFlow 1.3にも対応予定

HP、40GbpsやSDNにも対応するブレードサーバー用スイッチ

2013年10月11日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月10日、日本ヒューレット・パッカードはブレードサーバー「HP BladeSystem」に対応したネットワークオプションとして、アップリンク最大40Gbpsを実現したL3スイッチ「HP 6125XLG ブレードインターコネクトスイッチ」(以下、HP 6125XLG)と16Gbps対応のFCスイッチ「HP BladeSystem c-Class Brocade 16Gb SANスイッチ」(以下、16Gb SANスイッチ)を販売開始した。

最大40Gbpsのアップリンクを持つ「HP 6125XLG」

 「HP 6125XLG」は、HPネットワーク製品と共通したComware v7 OSを採用したHP BladeSystem専用L3スイッチモジュール。40Gbpsのアップリンクポートを4つ、さらにサーバー側ダウンリンクは20Gbpsに対応する。また、FCoE (Fibre Channel over Ethernet)、VEPA(Virtual Ethernet Port Aggregator)、TRILL (Transparent Interconnection of Lots of Links)など最新のネットワーク技術に対応するとともに、2014年アップデート予定のファームウェアでOpenFlow 1.3にも対応予定。SDN導入時にもシャーシ型/ラックマウント型スイッチと同じようにSDNコントローラーから管理可能な製品として利用できるという。

 さらに、HP独自の高信頼・冗長化テクノロジー「HP IRF 2」に対応し、将来的にはHP Virtual Connectで好評のポート分割機能 「Flex-10」にも対応予定。「HPネットワーク製品の技術の粋を集めたブレードネットワークスイッチの最上位モデル」を謳う。希望小売価格は195万1950円(税込)。

 同時に発表する「16Gb SANスイッチ」は、最新の16Gbpsのファイバーチャネル接続に対応したスイッチモジュール。サーバー側ダウンリンク16ポートに加えて、アップリンクを12ポート備える。ラックマウント型のBrocade SANスイッチと同様の管理手法で利用できるという。希望小売価格は109万2000円。

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