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末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢 第87回

第2世代のSurfaceで気になる「Windows RT」の今後

2013年10月03日 14時30分更新

文● 末岡洋子

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Amazonは第3世代「Kindle Fire HDX」と
139ドルの「Kindle Fire HD」最新版>

 Amazonはその翌日の9月24日、Kindle Fireの最新機種となる「Kindle Fire HDX」を発表した。画面サイズは7インチと8.9インチの2種類がある。同日、最新の「Kindle Fire HD」も発表した。共に最新のAndroidベースの「Fire OS」を搭載する。

 Kindle Fireはタブレットの低価格化の火付け役となったが、ハードウェアだけでは赤字ぎりぎりともいわれている。最新機種も、Kindle Fire HDXが229ドル(7インチ、WiFiモデル)から、Kindle Fire HDはなんと139ドルと、またもやアグレッシブな価格となっている。

 Amazonがタブレットで採るビジネスモデルは、Amazonでのコンテンツから収益を得るというものだ。Amazonサイト上では積極的にプロモーションしているが、Amazon以外のユーザーにどのようにして訴求していくのか、そんな問題がそろそろ持ち上がってきそうだ。

 このように発表が続いているタブレット市場、そろそろ大御所のAppleから発表があると期待されているがどうなるのだろうか。


筆者紹介──末岡洋子


フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

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