ニフティは10月2日、クラウドサービス「ニフティクラウド」のパートナーが提供するSaaSを試用できるスターターキット「ハコクラ NIFTY Cloud selection」3タイトルを販売開始した。30日間試用できるプロダクトキーとマニュアルを“箱詰め”して低価格で販売し、中小企業を中心にSaaSの利用促進を図る。
ハコクラはSaaSの試用ライセンスとマニュアルをパッケージ化した製品。価格は各タイトル924円(税込)。大手流通卸のダイワボウ情報システム(DIS)のビジネスパートナーである全国1万7000社の販売会社経由で販売されるほか、家電量販店、ECサイトなどでも順次展開される。
ハコクラを購入したユーザーはすぐにSaaSを試用を開始することができ、利用継続を希望する場合は、Webサイトから月額課金制の正式利用へと移行できるようになっている。
今回、ハコクラの第1弾として、Webアクセス対応のファイルサーバー「Fileforce for NIFTY Cloud」(提供元:株式会社ウェイズジャパン)、グループウェアにSFAを追加した「Knowledge Suite 営業支援特別パック」(提供元:ブランドダイアログ株式会社)、モバイルデバイス管理の「MDM+」(提供元:ブランドダイアログ株式会社)の3タイトルが発売されている。
ニフティでは今後、ハコクラで提供するSaaSタイトルのラインアップを拡大するとともに、出張設定サービスやサポート窓口サービスの提供も予定している。