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第1弾で3タイトル発売、中小企業におけるSaaSの利用促進を図る

ニフティ、SaaSを“箱詰め”した924円のスターターキット

2013年10月02日 12時08分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 ニフティは10月2日、クラウドサービス「ニフティクラウド」のパートナーが提供するSaaSを試用できるスターターキット「ハコクラ NIFTY Cloud selection」3タイトルを販売開始した。30日間試用できるプロダクトキーとマニュアルを“箱詰め”して低価格で販売し、中小企業を中心にSaaSの利用促進を図る。

「ハコクラ」のパッケージと同梱物(Fileforce for NIFTY Cloud)

 ハコクラはSaaSの試用ライセンスとマニュアルをパッケージ化した製品。価格は各タイトル924円(税込)。大手流通卸のダイワボウ情報システム(DIS)のビジネスパートナーである全国1万7000社の販売会社経由で販売されるほか、家電量販店、ECサイトなどでも順次展開される。

 ハコクラを購入したユーザーはすぐにSaaSを試用を開始することができ、利用継続を希望する場合は、Webサイトから月額課金制の正式利用へと移行できるようになっている。

ハコクラの提供/利用スキーム。試用後、本利用(月額課金契約)に結びついた場合は流通卸や販売会社に手数料が支払われる

 今回、ハコクラの第1弾として、Webアクセス対応のファイルサーバー「Fileforce for NIFTY Cloud」(提供元:株式会社ウェイズジャパン)、グループウェアにSFAを追加した「Knowledge Suite 営業支援特別パック」(提供元:ブランドダイアログ株式会社)、モバイルデバイス管理の「MDM+」(提供元:ブランドダイアログ株式会社)の3タイトルが発売されている。

 ニフティでは今後、ハコクラで提供するSaaSタイトルのラインアップを拡大するとともに、出張設定サービスやサポート窓口サービスの提供も予定している。

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