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Android→iPhoneユーザー応援企画

新iPhoneを買ったらできるテザリング機能って何?

2013年09月29日 15時00分更新

文● ドロイドさん(ASCII.jp編集部 スマホ班)

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 すでにLTEスマホを使っている人には当たり前かもしれないが、iPhone 4/4Sやちょっと前のAndroidスマホなど、3Gのみに対応したスマホからiPhone 5sやiPhone 5cに乗り換えた人にとって、目新しい機能が「テザリング」(インターネット共有)だろう。

 スマホによるテザリング機能については、アスキースマホ総研の本記事に詳しく紹介しているが、iPhoneに内蔵しているLTEや3Gのインターネット接続機能を、Wi-Fi経由でノートパソコンや携帯ゲーム機などと共有するものだ。要はiPhoneが、自宅の光回線やADSLにつながったルーターや、モバイルルーター代わりになるものと考えていい。

使い方は簡単。「設定」から「インターネット共有」を選び、機能をオンにするだけ。重要なのはパスワードを必ず設定しておくこと! 他人に勝手にテザリング機能を利用されることのみならず、回線を犯罪の踏み台にされる可能性もある
無線LANのアクセスポイント名は、iPhoneの名前がそのまま使われる。ここに漢字やかなといった文字が含まれていると、無線LAN機器からうまく接続できないことがある

 実際にLTEであれば、10Mbps以上の速度が出ることも多く、自宅がまだADSL回線という人の場合は、スマホのテザリング機能の方が高速で快適というケースも十分ありえる。しかも現時点では、テザリングを利用するのに別途費用は実質不要である。

LTEにつながる環境であれば、ヘタなADSLよりずっと高速で快適なことも

 となると、自宅の光回線やADSLは解約して、iPhoneだけでいい? と考える人もいるだろうが、それを決断するのは少しだけ待ったほうがいい。各社のiPhoneのパケット定額は月7GBの通信量を上限として、それを超えた場合は通信速度が上下128kbpsに制限される。制限解除には2GBごとに2625円の追加料金が必要だ。

 月7GBがどのくらいかを説明するのは少々難しいが、すごく大雑把に説明すると、ネット上の動画を見ていると簡単に突破し、(1日中ではなく)ウェブサイトを見ているだけなら足りそうな範囲内だ。外出先で1日1時間程度ノートパソコンを開いて、メールやウェブのチェックが中心であれば、まず問題ないだろう。

 通信量については各キャリアのサポートサイトでチェックできる形になっているので、自分の使い方で月7GBに行くかどうかを随時確認するといいだろう。

各キャリアのサポートページに行けば、通信量を確認できる
auはこんなところに小さく書かれている

充電しながらネットにつながるUSBテザリングは
パソコン側にiTunesのインストールが必要

 さらにiPhoneのテザリング機能で注意したい点を挙げておこう。まずはバッテリーの消費。テザリング機能を使い続けると、3~4時間程度でバッテリーがほぼ無くなってしまう。iPhone1台持ち派の場合、バッテリーが完全に切れると、当たり前だが電話もできなくなってしまう。

 バッテリー消費との関連もあるが、iPhoneではUSBテザリングといって、iPhoneとパソコンをLightning-USBケーブルでつなぐことによって、パソコンをインターネットに接続することも可能だ(MacとWindows両方に対応)。この場合は、同時にiPhoneも充電できるので一石二鳥である(そのぶんノートパソコンのバッテリーの減りは大きくなる)。

ケーブルでつなぐUSBテザリングならば、無線LANが混雑している状況でも安定して利用できる

 このUSBテザリングは、iPhoneの設定画面の説明が簡単すぎるため、iPhoneとパソコンを接続しても「何も起きない!」と思った人もいるはず。これは実はパソコン側にiTunesがインストールされていることが前提であるためだ(iTunesのパッケージ内に必要なドライバーが含まれている)。

iPhoneに書かれている内容だと、ただパソコンとiPhoneをケーブルで接続すればいい感じなのだが……

 USBテザリングを利用したいノートパソコンで、iPhoneとの同期をしたくない場合は、あらかじめiTunesで「自動的に同期しない」という設定をオンにしておこう。

iPhoneと同期せずにテザリング機能を中心に使いたい場合は、このオプションをオンにしておこう

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