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Apple Geeks ― 第130回

「M7」コプロセッサ—iPhone 5sの「モーションアクティビティ」とは何か?

2013年09月27日 13時30分更新

文● 海上忍(@u_shinobu

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 本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。

 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。

iPhone 5sだけの「モーションアクティビティ」

 iOS 7では明らかにバッテリーの減り具合が速くなり、充電までの間隔が短くなった。朝、標準設定のままで外出すると、夕方帰宅する頃にはバッテリー残量が心もとなくなってしまう。第129回「今スグできる「iOS 7」のバッテリー対策」述べたように、アプリのバックグラウンド更新を停止するなどの対策は必須だ。

 20日に入手した「iPhone 5s」も同様か確認すべく、「設定」の位置情報関連項目をチェックしていたところ、「プライバシー」画面に「モーションアクティビティ」という項目を確認した。「マイク」と同じくiOS 7で新設されたプライバシー項目と判断できるが、この項目はiPhone 5では表示されないため、現在のところiPhone 5sのみ対応する機能と推測される。

「設定」→「プライバシー」画面には、「マイク」と「モーションアクティビティ」という項目が新設された

 「モーションアクティビティ」がiPhone 5sのみ対応する機能だとすると、これは新搭載のコプロセッサ「M7」に関するものと見当がつく。実際、iOS 7のリリースとともに公開されたCore Motionフレームワークの開発用ドキュメントを見ると、いくつかの機能(クラス)が追加されていることが分かった。

「モーションアクティビティ」の機能を必要とするアプリの数は少ないが、今後増加することだろう

 Appleは、iOS 4のときから「Core Motion」なるフレームワークを提供している。iOSデバイスに内蔵のモーションセンサ(加速度センサーやジャイロスコープ)から取得できる情報は、素の状態では扱いにくいものだが、Core Motionフレームワークを利用すれば面倒な処理を肩代わりしてくれる。デバイスの姿勢を検知するアプリが多数あるのは、このフレームワークがあってこそだ。

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