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“ロウソク1本の明るさでも撮影できる”低照度性能も売り

キヤノン、ネットワークカメラに小型フルHDモデル追加

2013年09月27日 08時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月26日、キヤノンはフルHD対応ネットワークカメラの新製品「VB-S30D」など4機種を、2013年12月上旬より順次発売する。「手のひらサイズ」を謳う小型・軽量なモデルで、店舗やオフィスでのさまざまな屋内環境に適している。

PTZ搭載機で世界最小を謳うVB-S30D

固定ボックス型のVB-S900

 発表されたのは、10万円を切るPTZ(パン/チルト/ズーム)タイプの「VB-S30D」、PTタイプの「VB-S31D」、固定タイプの「VB-S800D」、固定ボックスタイプの「VB-S900F」。全モデルで映像エンジン「DIGIC DC III」&映像圧縮通信エンジン「DIGIC NET II」を搭載し、高精細な映像を強力に配信する。また、“ロウソク1本の明るさでも撮影できる”低照度性能も大きな売りで、犯罪の多発しやすい夜間警備などに威力を発揮するという。さらに逆光などで影になってしまう像を鮮明に捉える「オートSSC(Smart Shade Control)にも対応。動体/置き去り/持ち去り/いらずら/通過/音量検知など、クラス最多の6種類のインテリジェント機能も搭載する。

 このうち光学3.5倍ズーム可能なVB-S30Dは、直径約120mm、高さ約54mmの手のひらサイズの世界最小ボディを実現しながら、フルHDに対応するなど高い性能を備える。パン・チルト・ズーム機能により、カメラを遠隔地から自在に操作できるほか、最大水平画角77.7度の広角により、空間全体を俯瞰することができる。

 標準小売価格はVB-S80Dが9万9800円、VB-S31Dが8万9800円、VB-S800DとVB-S900Fが7万4800円となっている。発売は2013年12月から順次行なわれる。

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