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徹底特集 「iPhone 5s」&「iOS 7」を全力チェック! 第27回

榛名山/赤城山を望む伊香保温泉へ

「iPhone 5s」ファーストインプレッション

2013年09月24日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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というわけで温泉へ行くのです!
まずは重心チェック、夜間撮影、踏んだりしてみた

 出発は17時。事前にiPhone 5sのバッテリーは100%に充電しておいた。カタログスペックでは、データ通信時のバッテリー駆動時間は最大約10時間。iPhone 3GSからiPhone 5s/iPhone 5cまでこの点は変わりない。スマホユーザーの増加により、モバイルバッテリーを持つことが当たり前になったが、出番が少ないにこしたことはない。

新宿でレンタカーを借りてスタートである

 最初の目的地は銀座「Apple Store, Ginza」である。「またかよ!」な展開だが、同行者が端末を受け取る目的で立ち寄りだ。実際には、auのシングル契約からの機種変更の処理に手間取ったため、Apple Store, Ginzaで2時間ほど足止めを食らったのだ。まぁ、Apple Storeははキャリア側の処理に関しては素人なのでしようがないのだろうか。

 筆者はiPhone 5sの重心をチェックしてみたり、踏んだりして待っていたのだが、上記の通り手間取っていたため、写真を撮影して待っていた。重心はiPhone 5よりも優れており、同じ112gながら、手に持って画面を見た場合はiPhone 5sのほうが軽いと感じやすい。また踏んでみた場合も、あっさりとダメージがでなかっため、寝起きにうっかり踏みつけても大丈夫だと思われる(わがままボディの人はそうはいかないかも)。

 待っている間に暗くなってきたため、夜間撮影のチェックを行なった。iPhone 5sは、センサーサイズが15%向上しており、ピクセルあたりで捕らえる光の量が増えたことと、F2.2のレンズを採用したことで、動体だけでなく、暗所にも強くなったという。今回はコーディング素材についての言及とレンズ構成の情報があまりなかったのだが、写りとしては上々だ。それは本稿各所に登場する写真でも分かるハズ。なお、カメラのセンサーユニットは、引き続きSONY製とのこと。

とばりが降りてきた頃合いの写真。ややノイジーなのだが、iPhone 5sなどの端末から見る分には気にならない

真っ暗になってからの写真。車中からなので映り込みはあるが、とてもよく撮れている。注目は点光源の光彩がみょーんと長くならないところ

榛名山/赤城山が近い伊香保温泉へ
普段使いの感覚はいつも通り

 同行者が端末を受け取ったあと、伊香保温泉へ。榛名山とか赤城山が近いという、“艦これ”的理由からだ。エリア的にはauのLTE圏内なので通信品質チェックにOKとの判断もある。というわけで、朝からノホホンとしていたのだが、まずはメールチェックなどだ。少し原稿の修正があったため、テザリングにて対応。auは上り11.75Mbps/下り58.45Mbpsと上々で、特にデータのやり取りで困ることはなかった。

寝起きの1枚。レンズフレアが少なくてイイ感じ

純正アプリ「天気」で気温をチェック。一定間隔で場所を取得するため、バッテリーを長持ちさせたいならオフを推奨

通信速度測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」での結果。PINGも短く大変よろしい。ずっとこのままだといいなあ

榛名湖が近いから(?)と、早朝の提督業もテザリングで快適だった

愛用のカメラアプリがいくつかiOS 7に対応していたのでインストール。20MBくらいのアプリならすぐにダウンロードが終わって快適。また、インストール時間もA7と64bit化のおかげかだいぶ早くなった印象

GPSのつかみの速さも相変わらず。位置情報サービス/SNSアプリ「foursquare」のチェックインはとてもスムーズだった

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