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富士見iPhoneクラブ 第164回

間違いがち? iOS 7のSpotlight検索と通知センター

2013年09月23日 17時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

iOSの検索機能、Spotlight。iOS 7から呼び出し方が変わっているのだ

 古くからのiPhoneユーザーでも意外と使っている人が少ない、Spotlight検索。例えば「iPhone」と打ち込むと、連絡先、アプリ、内容に「iPhone」が含まれるメールなどを一覧に表示してくれる機能だ。使ってみるとなかなか便利で、iPhoneクラブのメンバーの中には、このおかげでアプリを整理しなくても問題ない、というものぐさもいる。

 さて、このSpotlightの呼び出し方が、実はiOS 7から変わっているのだ。これまではホーム画面の1ページ目を右にフリックして呼び出していたが、iOS 7からは、画面の最上部・最下部以外の部分を、下にスワイプすることで呼び出せるようになっている。文章だけではちょっとわかりにくいと思うので、画像を見てほしい。

文章だけだとかなりイメージしにくい、Spotlightの呼び出し方。画像の枠内(おおよその目安だが)に指を置いて、下にスワイプするイメージだ。すると画面上下から検索欄とキーボードがフワッと出てくる

 要するに、画面の最上部を下にスワイプすると「通知センター」が呼び出されてしまい、かといって下過ぎるとそもそも下にスワイプする場所の余裕がないので、それ以外の場所を下に引っ張る感じだ。

 このSpotloght検索自体は便利だが、検索結果が多岐にわたって表示される。その場合は「設定」から、「一般」→「Spotlight検索」で検索対象の項目を減らすことも可能だ。

アプリ「設定」から、「一般」→「Spotlight検索」で検索対象の項目を減らせる

 一方の通知センターは、電話やメールの着信、アプリの通知などを表示するおなじみの機能。今日の予定が表示される「今日」、通知が文字通り全部集まる「すべて」、確認していない通知が出る「未確認」のタブが用意されたほか、予定とアプリ通知が分かれて表示されるようになった。しかし大きく変更されている点はなく、通知をタップすることで直接アプリに移動できるなど、これまでと同じように使えるはずだ。

画面最上部から下に引き出すようにスワイプすると呼び出せる通知センター。電話やメールの着信、アプリの通知などを表示する

iOS 7から「今日」「すべて」「未確認」のタブが用意されている


このテクを使っている覆面:じまPさん

 通知センターには大きく変化はありませんが、呼び出し方が大きく変わったのがSpotlight検索。活用頻度が多かった人ほど、「あれ、Spotlightは!?」と戸惑うかもしれません。前回のコントロールセンターを活用するtipsと合わせて、iOS 7を便利に使いこなしたいものです。

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