主なユーザーは官公庁や企業?
でも、職業的に必要な人にはお手頃な範囲の価格かも
主なユーザーとしては、官公庁や企業が災害時への備えとして、また海や山奥に行く機会が多い職業の人などが考えられるが、この圧倒的な外見には、誰もが心の奥底の秘めている中二魂を刺激させられてしまうのではないだろうか。
というわけで気になる端末価格と料金だが、まず端末一括購入価格は8万1600円ながら、月月割が3400円×24回(8万1600円)が発生するため、実質価格は0円。
月額料金は2年契約を前提とした「衛星電話バリュープラン」が月4900円で1000円分の無料通話がつくものの、この場合の通話料は160円/分(SMSは70円/通)とさすがに高価。そこで、実際の通話をそれなりにするという人は、月2000円の「衛星通信料割引オプション」を追加すれば、国内発の通話料は40円/分(国内発のSMSも20円/通)となる(GPSで測位される)。
月4900円で体験できる男のロマン……という要素だけで所有するのは少々非現実的ながら、企業の災害対策であったり、実際に必要としている人にとっては案外お手頃な金額ではないだろうか。