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T教授の「戦略的衝動買い」 第261回

迷惑電話撃退の最終兵器「迷惑電話チェッカー」を衝動買い!

2013年09月18日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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迷惑電話着信時の挙動を細かく設定できる

ケーブルの接続は現在の電話機接続に加えてたった一本増えるだけだ

ケーブルの接続は現在の電話機接続に加えてたった一本増えるだけだ

 迷惑電話チェッカーの設置作業そのものは極めて簡単だ。電源を入れて待つこと数分、自宅に設置した迷惑電話チェッカーは、PHS回線を経由して自動的にトビラシステムズのサーバーとやりとりしてくれる。そして迷惑電話チェッカーの液晶画面に現在時刻が表示されれば設定は無事終了だ。

筆者宅ではリビングの隅っこにこのように設置。迷惑電話チェッカーは主役なので、操作しやすい一番手前に設置した

筆者宅ではリビングの隅っこにこのように設置。迷惑電話チェッカーは主役なので、操作しやすい一番手前に設置した

電源を入れると、まず現在の迷惑電話チェッカーのバージョンが表示される

電源を入れると、まず現在の迷惑電話チェッカーのバージョンが表示される

数分後には現在日時が表示される。電源を入れるだけで設定は終了

数分後には現在日時が表示される。電源を入れるだけで設定は終了

ユーザーみんなで作り上げる迷惑電話データベースを収集するトビラシステムズの連絡先シールは見やすい場所に貼っておこう

ユーザーみんなで作り上げる迷惑電話データベースを収集するトビラシステムズの連絡先シールは見やすい場所に貼っておこう

 迷惑電話チェッカーは前述したように、自宅の電話機と壁面の電話コンセントの間に位置する。そして、かかってきた電話の着信を一番最初に受け取ることになる。電話を着信した時点で、オーナーが決めた設定ルールにのっとり、淡々と処理を行なう仕組みだ。

 番号非通知電話の扱い、公衆電話からの着信の扱い、着信拒否リストに該当した場合の扱い、トビラシステムズのサーバーから事前に送られてきている迷惑電話リストに該当した場合の扱いなどを瞬時に判断し、迷惑電話チェッカー経由で接続された自宅の電話のベルを鳴らすかどうか、音声ガイダンスを出すかどうかを判断する。

設定は1番の「ガメン ノ コントラスト」からはじまり、9番の「カンゼン ショウキョ」までの9種類が用意されている。カーソルキー(スクロール)と「許可」ボタン(エンター)で操作する

 迷惑電話チェッカーの設定方法は、表面の矢印キーの長押しでスタートする。「1」(画面のコントラスト調整)から「9」(すべて消去)までの9個のメニューがあり、すべての項目に対して分かりやすい音声ガイダンスが行なわれる。

設定メニューの6番「メイワクバンゴウドウサ」は、迷惑電話がかかってきた時の振る舞いを設定するメニューだ

設定メニューの6番「メイワクバンゴウドウサ」は、迷惑電話がかかってきた時の振る舞いを設定するメニューだ

迷惑電話チェッカーが着信を“迷惑電話”と判断した時に、電話の着信音を鳴らすか鳴らさないかを設定できる。筆者宅では“鳴らさない”に設定

迷惑電話チェッカーが着信を“迷惑電話”と判断した時に、電話の着信音を鳴らすか鳴らさないかを設定できる。筆者宅では“鳴らさない”に設定

 たとえば、メニュー「6」の「迷惑番号動作」では、サーバーシステムからダウンロードした迷惑電話のデータベースリストに該当する電話を受信した場合には、どういう対応をするかルールを選択設定できる。筆者宅の設定は「電話鳴らさない」というルールを採用している。

実際に迷惑電話がかかってきた……設定通り、電話の着信音は鳴らず、赤いランプが点滅。音声ガイダンスでは「迷惑電話のおそれがあります」というのが繰り返された

実際に迷惑電話がかかってきた……設定通り、電話の着信音は鳴らず、赤いランプが点滅。音声ガイダンスでは「迷惑電話のおそれがあります」というのが繰り返された

 幸か不幸か、ちょうど先日、データベースリストに掲載されている迷惑電話を着信した。迷惑電話チェッカーは、筆者がルールで設定した通り、自宅の電話機には着信信号を送らないので、電話機のベルは一切鳴らず、その代わり、要注意の赤い照明が点滅し「迷惑電話のおそれがあります」との音声ガイダンスが迷惑電話チェッカー背面のスピーカーから流れた。

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