このページの本文へ

富士スピードウェイに、ももクロ旋風吹き荒れる!

2013年09月09日 21時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤公丸

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

週末ヒロインが週末のサーキットに!
ももクロ、同じZのフェアレディZに乗って大興奮!

 富士スピードウェイで開催された、SUPER GT 第6戦。富士はいつも予選日に楽しい企画を盛り込んでいるのだが、今回はなんと、現在破竹の勢いでファンを増やしている「ももいろクローバーZ」がゲストに登場した!

一番左がGT500と300の両クラスでチャンピオンになった柳田真孝選手、一番右は元祖日本一速い男で現TEAM IMPUL星野一義監督

 予選日の7日、サーキットにはいつもと違うファン層が多くつめかけていた。レースファンでも、ミクファンでもない、ももクロファン「モノノフ」たちだ。人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイに登場するとのことで、予選日からお客さんがグランドスタンドを埋め尽くした。

百田夏菜子さん

佐々木彩夏さん

高城れにさん

有安杏果さん

玉井詩織さん

 ももクロはライブこそしなかったものの、練習走行と予選のチェッカーフラッグを担当したほか、ももクロ仕様にラッピングされたレースカー「マジで速いんだZ号」(ベースは2006年のフェアレディ Z33・GT500)に同乗したり、表彰台で往年の名ドライバー(現在は名監督)とのトークショー、そして最後にはホームストレートをオープンカーでパレードして、サーキットを大いに盛り上げた。

ももクロによって命名された「マジで速いんだZ号」。中身は2006年のSUPER GT GT500クラスで戦っていたフェアレディZそのものだ。このイベントのためにももクロ痛車になり、助手席も付けられた。これっきりなのは寂しい!

 なお、マジで速いんだZ号のドライバーは星野一義氏、トークショーでは、鈴木亜久里監督、高橋国光監督、そしてミクZ4チームの片山右京SDといった、超豪華メンバーで行なわれた。鈴木亜久里監督は「レースを知らない彼女たちやファンがサーキットに来て、レースって面白いと思ってもらうことが大事」と、この機会に少しでもGTファンが増えることに期待を寄せた。

練習走行と予選のチェッカーを担当。目の前を走るレーシングカーの迫力とスピードに驚いていた

同乗走行のドライバーはなんと星野一義監督。そのドライビングテクニックは「速いけど安心感がある」とももクロメンバーたちがコメントした

 助手席をつけた数年前のマシンとはいえ、ホンモノのレーシングカーに乗ったももクロメンバーは「ジェットコースターのような加速!」「異次元のスピード!」などとコメント、それぞれが初めてのサーキット&レーシングカーを堪能していたようだ。

最後はホームストレートをフル加速で通過するというサービスも!

プレスの数が尋常ではなかったのも、このイベントの特徴だ

最後はオープンカーに乗ってパレードラン。ホームストレートでファンに手を振りながら去って行った

 なお、予選終了後はももクロのライブDVDを大型スクリーンで再生し、モノノフたちも大盛り上がりでさながらフィルムライブのようだった。

 予選日はももいろクローバーZに、フェアレディZ、ポールポジションはCR-Z、決勝日はミクZ4が優勝と、とにかく「Z」に勢いのあった週末になった。

決勝レースか?と思ってしまうほどの人がグランドスタンドを埋め尽くした

GTではおなじみの実況レポーター、ピエール北川さんとのやりとりも!

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ