楽天は9月2日、ビデオストリーミングサービスを展開する米Vikiを買収し、完全子会社化したと発表した。
「Viki」はテレビ番組、映画、ミュージックビデオなどの映像に字幕を付けられる、ビデオストリーミングサイト。字幕はボランティアにより付加され、クラウドベースで他のユーザーに共有される。160以上という多言語に対応している点も特徴。楽天によれば、Vikiの月間視聴者数は全世界で2200万人を超えているという。
楽天は、主力のeコマース、金融サービス、デジタルコンテンツ(Kobo、Wuaki.tv、Viki)の3事業を「楽天スーパーポイント」のポイントプログラムと統合し、世界圏における「楽天経済圏」の拡大を図っていきたいとしている。
なお、今回の買収における条件や額は非公表。また現時点で、日本国内でのサービス内容についての詳細な発表はない。