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ドラクエ10も快適! 「ESPRIMO DH WD2/L」の実力を検証 (2/5)
2013年09月10日 11時00分更新
DQXの快適なプレーには外部GPUが必須!
まずは今回借りたESPRIMO WD2/Lで、専用ベンチマーク「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00(以下、DQXベンチ)」のテストを行なった。試用したのはCPUにCore i7-4770(3.4GHz)を採用し、32GBのメモリーや外部GPUとしてAMD Radeon HD 7570を搭載した最強構成モデルだ。
試用機のスペック | |
---|---|
CPU | インテル Core i7-4770プロセッサー(3.4GHz-3.9GHz、 4コア/8スレッド) |
メインメモリー | 32GB |
ディスプレー | 24型ワイド(1920×1200ドット) LEDバックライト付高色純度・高速応答・高解像度TFTカラー |
グラフィックス | AMD Radeon HD 7570(1GB) |
ストレージ | 約256GB SSD+約3TB HDD |
光学式ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載) |
OS | Windows 8(64bit) |
DQXベンチでは、テスト時の画質や画面サイズなどを変えられる。それぞれの組み合わせでテストした結果は以下のとおり。なおすべてウィンドウモードで検証を行なっている。
「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果(ウィンドウモード) | |||
---|---|---|---|
低品質 | 標準品質 | 最高品質 | |
640×480ドット | 10940(すごく快適) | 9998(とても快適) | 8759(とても快適) |
1280×720ドット | 9224(とても快適) | 9998(とても快適) | 5691(快適) |
1920×1080ドット | 6292(快適) | 4962(普通) | 3059(普通) |
ベンチマーク結果を見ると640×480ドットの「低画質」でプレーするのがもっとも快適であるかのように見えるが、この組み合わせでのプレーはハッキリ言っておすすめできない。映像を細部まで確認できない上に、画面の一部が切り取られてしまうからだ。最低でも1280×720ドット、快適にプレーするなら1920×1080ドットの環境でプレーしたい。
また画質を変えることで背景のぼやけ具合や境界線の滑らかさなどが変わってくるが、低解像度の画面ではそれほど大きな差は感じられない。ところが解像度の高い環境でプレーすると、画質によってプレー画面のイメージは大きく変わる。実際にプレーする場合は、「標準画質」か「高画質」を選ぶといいだろう。
DQXの魅力を存分に堪能するなら、解像度を1920×1080ドット、画質を「標準品質」または「最高品質」に設定した上でプレーするべきだろう。この場合のスコアは「4962(普通)」または「3059(普通)」で、問題なくプレーできるレベルだ。
ちなみにSandy Bridge世代やIvy Bridge世代のCPUを搭載したノートでも同じベンチマークを実行してみたが、1920×1080ドットではいずれもスコアは1000前後あたりで「重い」という結果だった。1280×720ドットで画質を「標準品質」に設定することでようやく「普通」レベルになる。内蔵GPUでも問題なくプレーはできるが、プレー環境的にはこのあたりが限界なのだろう。
ESPRIMO WD2/Lに搭載されているAMD Radeon HD 7570はエントリー向けのGPUだが、これだけのスコアが出ているのなら、DQXを最高品質の大画面で楽しむには問題ない。ゲームを存分に堪能するなら、外部GPUは必須の要素である。
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