バッテリーの持ちに不安はない
バッテリー容量は3080mAh。国内スマホでは3100mAhの「GALAXY Note II SC-02E」に続く大きさである。メーカーによると「充電なしで2日間利用できる」。本連載恒例のバッテリーベンチを実施し、連続駆動時間を計測してみたところ、5時間8分という結果が出た。さすがは3000mAh超という感じである。日常的な利用シーンでも試用してみたが、バッテリーの減り具合は緩やかで、1日持ち歩いてもバッテリー切れにハラハラすることはなかった。
<バッテリーベンチの計測条件>
Wi-Fi接続でフル充電からYouTube HD動画を連続再生し、バッテリーが切れるまでの時間を計測。画面輝度は最大で常時点灯。音量は最小でスピーカーを使用。Wi-Fi/Bluetooth/GPS/アカウント同期はオン。省電力モードオフ。
フルセグでようやくスマホが本格的なテレビに
「テレビを見るのは好きだが、画質の粗いワンセグはほとんど見ない」という人に体験して欲しいのがフルセグ。家庭用の地デジと同じ映像を視聴可能で、パーソナルテレビとしては十分過ぎるほど画質がキレイ。320×240ドットしかないワンセグの映像を引き伸ばすのとは異次元だ。
移動中などでフルセグの電波が入りにくい場合は、自動的にワンセグに切り替えてくれるが、それでもフルセグを見たい場合は事前にフルセグで番組を録画しておこう。手動録画に加え、予約録画も可能で録り逃しがない。
キレイなフルセグだが注意点もある
フルセグを録画できるのであれば「思い立ったときに1時間番組をメモリーカードに録画し、会社帰りなどに見たい」と思うのが人情だろう。しかしそれを実現するには、以下のような条件に注意しよう。
まずフルセグをメモリーカードに録画するには、付属の「TVアンテナ入力用microUSB変換ケーブル」接続が必要。また「microSDHC」カードを利用すると空き容量に関係なく、1回の録画で最大4GB(約30分)までしか録画できない。つまりメモリーカードに1時間番組を録画するには、付属の「TVアンテナ入力用microUSB変換ケーブル」を接続できる環境にいるうえで、さらにmicroSDHCよりも大容量の「microSDXC」カードを利用する必要がある。
本体に録画した4GB(約30分)以上のフルセグ番組をメモリーカードに移す場合にも「microSDXC」カードが必要。いずれにせよアニメやドラマなどをフルセグで録画するなら「microSDXC」カードを準備した方が安心だろう。
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