このページの本文へ

IBM iをクラウドサービスとして提供

IBM iをPureFlex上に実装した「IIJ GIO Power-iサービス」

2013年08月19日 12時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 インターネットイニシアティブ(IIJ)の子会社で、法人向けのWANサービスを展開するIIJグローバルソリューションズは、「IIJ GIOサービス」のラインアップとして、「IIJ GIO Power-iサービス」を新たに追加。2013年9月24日より提供開始することを発表した。

 IIJ GIO Power-iサービスは、IBMの垂直統合型システム「IBM PureFlex System」上にIBM iを実装したクラウドサービス。ユーザーは必要な規模の仮想サーバーと接続用のネットワークをサービスメニューから選択するだけで、自社の業務規模やニーズにあった適切なシステム環境を、アセットレスかつ低コストで利用できるという。機器やライセンスを購入し、オンプレミスで同システムを構築した場合と比較して、30~40%程度のコストを削減できる」といったコスト削減が可能なほか、サーバーインフラの運用もアウトソース化できるため、人的コストを含めたTCOの最適化が実現するとのこと。

サービス利用イメージ

 サービスの仕様は以下のとおり。

サービス仕様
サーバグレード P20i P40i P80i P160i P320i
CPU性能指標(CPW(Commercial Processing Workload)) 480CPW 960CPW 1920CPW 3840CPW 7680CPW
メモリ 2GB 4GB 8GB 16GB 32GB
基本ディスク 140GB(実効124.4GB)
NIC 2つ(運用監視用に1ポート使用)
OS IBMi 6.1(※一部、仕様上の制限あり)/7.1
稼動ライセンス 印刷関連(PSF for IBM i 等)、データ照会(Query for i等)、システムアクセス(IBM i Access)など
監視 運用監視用NICへPing監視
運用 ヘルプデスクサービス(障害連絡窓口、IBM i に関する質問への対応)
追加メモリ(有償オプション) 2GB単位で追加可能(最大で標準構成のメモリサイズまで)
追加ディスク (有償オプション) 140GB(実効124.4GB)単位で選択可能(最大10個まで)
追加ライセンス(有償オプション) WDS(ユーザー単位)

■関連サイト

カテゴリートップへ