Gシリーズ初の無線LAN搭載モデル
「PowerShot G16」
撮影モードと露出補正の2段ダイヤルなど、より操作性を重視するのが9月中旬発売予定の「PowerShot G16」(予定直販価格5万9980円)だ。
PowerShot S120同様、画像処理エンジンに最新のDIGIC 6を採用し、約0.1秒の合焦速度や最大12.2コマ/秒の連写速度、5軸手ブレ補正、60pのフルHD動画撮影機能などを実現している。
常用感度もISO 12800まで設定可能で、F1.8~F2.8の明るいレンズにより暗所撮影にも強い。
Gシリーズとしては初めて無線LAN機能を内蔵しており、撮影した画像をネットサービスに転送することが可能。加えて、PCに直接画像を転送する「クラウドシンクロ」も新たに搭載した。
撮影モードとしては、PowerShot S120と同様の星空モードや背景ぼかしモード、5種類のHDRモードなどを搭載。MFピーキングも利用可能だ。
被写体を見失わない「フレーミングアシスト」
光学30倍ズーム機「PowerShot SX510 HS」
PowerShotのミドルクラスモデルで高倍率ズームモデルもリニューアルされる。光学30倍ズームレンズを採用する「PowerShot SX510 HS」(8月下旬発売、予想実売価格は2万8000円前後)は、「フレーミングアシスト」機能を搭載。
高倍率ズームで被写体を見失った際に、ワンボタンでズームアウトして全景を表示。その際、元の画角がフレームで囲まれ、それ以外の部分がグレー表示となるため、元の画角の確認がしやすくなっている。
また、顔認識機能を応用し、被写体が近づいてきたらズームアウトし、被写体が遠のいたらズームインする機能を用意。被写体がフレームから外れそうな場合は、いったんズームアウトして被写体を探し、フレームに入ったらズームインする機能も搭載する。
撮像素子は1210万画素のCMOセンサーで、感度設定は最大ISO 3200まで。無線LANも内蔵する。