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目指せ王座奪還! 初音ミクGTプロジェクト2013 第18回

鈴鹿戦を控えたミクZ4、富士テストで勝機を窺う!

2013年08月07日 23時10分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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ミクZ4、テストは問題なし!
だが速さが足りない……

 6~7日にかけて、富士スピードウェイにて開催されたSUPER GT 合同タイヤテスト。ミクZ4をを始めとする痛車チームも参加し、来週末に控えた鈴鹿戦も視野にいれたテストを行なった。

 痛車の参加車両は#2 エヴァマクラーレン、#4 ミクZ4、#9 攻殻ポルシェ、#48 IS GT-R、#96 音々コルベットの5台。GT300クラスは総勢14台が参加していた。

#2 エヴァマクラーレン

#4 ミクZ4

#9 攻殻ポルシェ

#48 IS GT-R

#96 音々コルベット

 6日は天候に恵まれず、富士ウェザーというべき雨と曇りの繰り返し。通常テストはドライタイヤをメインに行なうのだが、あまり満足のいく結果ではなかったようだ。片岡選手も「乗ろうとすると雨が降って、やりきった感がない」と肩を落としていた。ただ、攻殻ポルシェは最高速でトップを記録しており、なんとGT500クラスにも迫る「275km/h」を叩きだしていた。この日のミクZ4は259km/hと、非常に苦しいものだった。

 とはいえ、タイムが極端に悪いかというとそうでもなく、ミクZ4は「1'41.162」で、トップの#62 LEON SLSは「1'40.672」だった。12台のマシンが40~41秒台に密集しているので、相変わらずGT300は激戦である。

 テスト2日目の7日は朝から快晴。完全なドライコンディションだった。午前中は片岡選手が中心に、午後は谷口選手が中心にテストをこなし、「1'41.151」のベストタイムを記録した。この日のトップは#3 NDDP GT-Rで「1'40.505」と、やはり上位に食らいつくには40秒台入りが課題のようだ。最高速度は263km/hを記録したが、谷口選手によると「GT500のスリップに入ったから」というのが理由のようで、マシンが速くなったわけではないらしい。残念だ。

 なお、この日のトップスピードも攻殻ポルシェ。なんと「277km/h」を叩きだした。2番手に5km/hもの差をつけていることからも、その速さがわかるだろう。

 今回のテストは夏休み期間ということもあり、両日ともピットウォークが開催され、多くの家族連れで賑わっていた。

 次のレースは17~18日に鈴鹿サーキットで開催される。伝統の1000kmレースなので、最後まで何が起こるかかわらない、目が離せないレースになることはうけあいだ。みんなも応援に行ってほしい。

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