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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第144回

その投稿ホントに大丈夫? SNSの炎上を防ぐワザ

2013年08月07日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 最近、毎日のようにSNSへの投稿が炎上を引き起こしている。問題を起こした当人を雇用している企業の謝罪にまで発展することも多く、もはや社会問題。とはいえ、本人は本名・顔出しで投稿していることがわかるように、悪意や罪悪感はない。なぜ、このようなことが起きるのだろうか? また自分が炎上に巻き込まれないためにはどうすればよいのだろうか。今回は、SNSのプライバシー機能を活用して炎上を防ぐワザを紹介しよう。

一度炎上してしまうと、ネット上に自分の名前が残ってしまう

SNSの炎上規模が日々広がっている

 7月にローソンの従業員がアイスケースに入ってFacebookに投稿。間を置かずに今度はミニストップのアイスケースに客が入って、Twitterに投稿。下旬にはファミリーマートの従業員が有名サッカー選手が来店したことを防犯カメラの映像とともにTwitterへ投稿した。

 8月に入ると、バーガーキングの従業員が、バンズの上に乗っかっている写真をFacebookに投稿。今週はまたもミニストップの店員がレジカウンターの上で大股開きして、股間にバーコードリーダーを当てるという行為に及んだ。

 すべてのケースが炎上し、個人が特定され非難されている。さらに、企業側も謝罪文を公表した。冒頭のローソンにいたっては、商品の入れ替えだけでなく、アイスケースそのものを撤去。加えて、その店舗のフランチャイズ契約を解除されている。オーナーにとっては大事だ。

 彼らはすべて顔を出したり本名がばれるようなアカウントで投稿している。つまり、そこまで悪いことをしているという意識がないのだ。仲間内でウケが取れればいい、くらいに考えている。そして、SNSが全世界に公開されていることがわかっていない。TwitterやFacebookでほかの人の投稿を見ることができるのと同じく、自分の投稿もすべての人の目に晒されているのだ。とはいえ、そう言うだけでは、若い人には通用しない。筆者は飲食店を4つ手がけており、20人近いスタッフに手伝ってもらっている。当然、SNSの怖さは伝え、IT教育も行なっている。それでも、炎上しかねない投稿をされることがある。本人はとてもいい人で悪意はまったくない。それでも、社外秘の事情やお客さんについて投稿してしまうのだ。

 ITリテラシーのある人なら、炎上事例を見てバカ発見器と揶揄するだろうが、当人にとっては炎上の可能性など思いもよらないのだ。そして、炎上したことを他人から伝えられ、驚愕する。炎上するのは、TwitterやFacebookの投稿を検索している人がいるからだ。飲酒運転や万引き、カンニングといった内容をサーチして、晒し上げようとしている。そのため、フォロワーが数十人しかいないTwitterアカウントでも、投稿が炎上してしまうのだ。

 不特定多数に閲覧されるのを防ぎたいなら、SNSのプライバシー機能が利用できる。特に全世界にメッセージを発信するつもりがないなら、要チェックだ。

ローソンの従業員がアイスケースに入ったことの謝罪と対応策のお知らせ

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