ローソンは6日、モバイルでのクレジットカード決済サービスとなる「スクエア(Square)」の専用カード読み取り機「Squareリーダー」の販売を開始した。ローソンストア100を除く全国約1万店舗で取り扱う。
スクエアは、店舗等を運営する事業者向けのクレジットカード決済サービス。店舗側は手持ちのモバイル機器(スマホかタブレット)に、無料の専用アプリ「Squareレジ」をインストールし、カード読み取り機「Squareリーダー」を用意するだけで手軽にカード決済を導入できる。リーダーをモバイルに接続してアプリを起動し、顧客のカードをリーダーで読み取ることで決済できる。決済手数料が最安3.25%と安いため、事業者にとってコスト負担を抑えられるメリットがある。
同サービスは、米スクエア(Square)が5月から日本で提供を開始したが、これまで「Squareリーダー」はスクエアのWebサイトかApple storeでしか販売していなかった。コンビニでも取り扱うことで、スクエアの普及拡大が見込まれる。価格は980円だが、パッケージに同梱されるボーナスカードを使って手続きすると1000円が振り込まれる特典(ボーナス)付きのため、実質無料で入手できる。