このページの本文へ

顧客情報の一元化、分析環境の構築でサービス向上や販売機会拡大を支援

SAS、保険業向けに特化した顧客分析ソリューション

2013年08月06日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 SAS Institute Japanは8月5日、保険業向けに特化した統合顧客分析ソリューション「SAS Customer Analytics for Insurance」と、同ライセンスの導入/運用に関するコンサルティングサービスの提供開始を発表した。顧客情報の一元化とアナリティクス環境の構築により、顧客サービス向上や販売機会拡大を支援する。

 SAS Customer Analytics for Insuranceは、生命保険会社および損害保険会社向けのアナリティクス機能を包括したソリューション。保険業では、市場の成熟により新規顧客の獲得や既存顧客維持が難しくなっており、顧客理解を深めて離反を防いだり、クロスセルやアップセルにつなげる取り組みが課題となっている。この課題を解決するため、顧客を理解/維持し、精度の高いターゲティングでクロスセルや保全活動のROI(投資対効果)を改善するためのツール環境とともに、データモデル、ETL処理テンプレート、レポートテンプレートなどを提供する。

 同製品の導入で複数の業務システムに散在する顧客情報が一元化(シングルカスタマービュー)されることにより、整合性のある顧客サービスが実現可能になるほか、クロスセルとアップセルの機会発掘、予測分析に基づく解約や失効の可能性のある顧客の未然検知などが実現すると、SASでは述べている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ