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スマートデバイス、BI、連結原価管理のソリューションを追加

B-EN-G、iPadにも対応したERP新版「MCFrame XA 6.3.1」

2013年08月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は7月31日、ERPパッケージの新版「MCFrame XA 6.3.1」を提供開始した。スマートデバイス、BI(ビジネスインテリジェンス)、連結原価管理に対応する新たな製品ラインアップも加わっている。

MCFrame XA 6.3.1および連携ソリューションの概要

 新版では「『現場』『グローバル』『経営』を効率的、有機的につなげることによる管理力向上」をテーマとして、生産管理、販売物流、原価管理の各機能でバージョンアップが行われた。さらに、iPad/iPhoneを操作端末として利用できる「MCFrame for iPad/iPhone」、戦略的KPIテンプレートを実装した「MCFrame BI」、グローバルなサプライチェーン内において製品軸で連結現下管理や損益管理を可能にする「MCFrame XA 経営管理」という3つのソリューションも追加された。

 MCFrame BIでは、ウィングアークのBIツール「Dr.Sum」「MotionBoard」をバンドルし、事前に用意された複数のシナリオを想定したインタフェース機能「MCFrame XA BI Link」を介して、MCFrame XAからBI側データマートに必要な情報を渡すことができる。また仮想的な製造業をモデルに売上や在庫など約20種類のすぐに使える重要な評価指標を提供するKPIテンプレートも用意されている。

 MCFrame XA 経営管理では、製品軸に沿った原価の構成要素情報(原材料費、労務費、減価償却費、物流費、販売費など)を収集し、グローバルな拠点をまたいで製品ごとの原価情報を可視化することができる。これにより、グローバルレベルで製品や事業ごとの損益分岐点が明らかとなり、価格戦略や調達戦略の改善などにつなげることができる。

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