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日本各地のかっこいいスポットを愛でる!

産業遺産であり国内最高峰の廃墟・軍艦島の内部を撮影

2013年07月28日 15時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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島中央の神社へ
そしてさらに奥へ

 「廃墟」なのでかつては人が住んでいた。ただ正直なところ、ある程度は人がいたという印象はあったが、世界一を誇った人口密度ほどの人がいたイメージは沸かず、遺跡を見ている感覚に近かった。また、炭鉱を持つ三菱としては島民の士気を上げるだけでなく、テストヘッドの目的もあったのかとも感じた。

端島神社に続く階段

端島神社に続く階段の途中からのカット

端島神社に向かう途中で見つけた昇降階段。階段が薄い。支柱と鉄筋で強度は問題なかったのだろうが……とても衝撃的だった

左が17号棟、右が16号棟。連絡通路はあるのだが、建造次期が異なるのか形状が異なる

16号棟の廊下

島の中央、いちばん高いところに鎮座する端島神社の跡

端島神社の手すりにある装飾。工事担当者がキリスト教徒であったため、写真のようなデザインになったという

端島神社から、鉱員住宅の18号棟、19号棟方向を見たところ

2号棟・14号棟方面

小中学校も俯瞰で見られた

身分の高い人向けの社宅は基本的に窓が大きく、オーシャンビューの構造だった

お風呂も同様に身分の高さによって変化していたそうだ。社宅には体育座りで入れそうな浴槽があった

こちらはハイランクな人の社宅のお風呂の残骸。いまのアパートにあるお風呂くらいのサイズだ

独身寮だった67号棟。X字形状の階段がとてもユニーク

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