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つくば市職員、産総研職員が通勤時に使用

トヨタの立ち乗りロボット「Winglet」が公道での実験を開始

2013年07月25日 19時56分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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「Winglet」で公道を走る職員。産業技術総合研究所職員、つくば市職員などが通勤時に利用するという

 茨城県つくば市とトヨタ自動車は、7月23日より立ち乗り型パーソナル移動支援ロボット「Winglet(ウィングレット)」の歩道での公道実証実験を開始した。

 Wingletは、前後左右の体重移動により操作できる歩行支援ロボット。「安心して自由に移動を楽しめる社会の実現」に貢献することを目的として同社が開発中だ。将来的に公道(歩道)での利用を目指しており、その一環としてつくば市内の「つくばモビリティロボット実験特区」にて実験を行う。なお、Wingletの公道での実験は今回が初とのこと。

 2013年度から3年間の計画で実施する予定で、2013年度は「安全性」に重点を置いた検証を行う。2014年度以降は、需要見込みや市民の移動支援など、「実用性」、「利便性」について検証するという。

 つくばモビリティロボット実験特区では、2011年6月から日本初となるパーソナルモビリティロボットの公道実験を行って以来、これまでに7000㎞超の実験走行が行われてきたという。

 2013年度の実施期間は、2013年7月24日~2014年3月31日まで。Winglet Long Typeを8台使用し、産業技術総合研究所職員、つくば市職員など約80名が通勤時にWingletを利用する。

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