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本拠地の川崎駅前への移転にともない

「東芝科学館」52年の歴史に幕、未来科学館として再出発

2013年07月25日 21時20分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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東芝科学館のウェブサイトトップページでは、閉館が告知されている

 東芝が開発した「国内初」「世界初」の家電などを展示し、遠足や社会科見学先としても人気が高かった企業博物館の走り「東芝科学館」が閉館する。

 1961年に東芝研究開発センターが建設された際、同センター内に設立された。以来52年もの間営業してきた科学館の老舗だ。9月末の閉館を予定しており、9月30日の予約分を持って新規見学の受付を終了する。東芝が本拠地を川崎駅前に移転する計画を受けたもの。

 ちなみに現在の東芝科学館はなくなるが、JR川崎駅前に開所予定の同社新オフィスビル「スマートコミュニティーセンター」内に、「東芝未来科学館」として2014年初頭をめどにリニューアルオープンするとのこと。

 歴史ある科学館が閉館するのは残念だが、新たな科学館として生まれ変わり、これから多くの人々を楽しませることになると考えれば、むしろ喜ばしいことかもしれない。同社広報によれば、東芝科学館の展示物たちは、東芝未来科学館でも展示予定とのこと。アンティーク級電化製品の数々や、マンモスランプ、粟粒ランプも引き続き観覧できるかも!?

 なお、東芝未来科学館については、詳細が決まり次第同社のウェブサイト上で告知するとしている。続報を楽しみに待ちたい。

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