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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第313回

意外に貴重!? 楽しそうに草をはむ猫の写真

2013年07月19日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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必死に食べてるうちに鉢ごとひっくりかえしちゃった「大五郎」。よく見るとぺろっと出した舌の上に葉っぱの残骸が。歯がないので葉を引き抜いて食べてるのだ(2013年5月 キヤノン Powershot N)
必死に食べてるうちに鉢ごとひっくりかえしちゃった「大五郎」。よく見るとぺろっと出した舌の上に葉っぱの残骸が。歯がないので葉を引き抜いて食べてるのだ(2013年5月 キヤノン Powershot N)

 うちの猫は草が好きである。

 たまに思い出したように猫草(ペットショップや花屋さんで猫用の草として売ってるのだ)を買ってくると、置いた途端に2匹の猫が猛スピードで走ってきて、がつがつはむはむと食いはじめるのだ。見てると面白い。匂いでわかるのかも。

 特に草好きなのが「大五郎」。まっさきに駆け寄ってきて、顔を横にして草を食みはじめるのだ。

ペットショップで猫草を買ってくると一目散にかけてきてすぐこれである。鉢を固定するヒマもありゃしない(2013年5月 キヤノン Powershot N)
ペットショップで猫草を買ってくると一目散にかけてきてすぐこれである。鉢を固定するヒマもありゃしない(2013年5月 キヤノン Powershot N)

 ただ、うちの大五郎は歯がない。昨年、最後の1本が抜けちゃったのだ。だから噛みちぎれない。上あごと下あごで草を挟んで引っ張るのである。

 うまく引き抜ければいいけど、ときどき草と一緒に鉢ごと持ち上げてひっくり返しちゃうのだ。困ったもんである(冒頭写真)。

草をはんでる様子を撮ろうとそのとき手元にあったiPhoneを持って近づいたら、思い切り持ち上げたので慌てて撮影。大五郎が抜いた草がまわりに散らかっております(2013年4月 アップル iPhone 5)
草をはんでる様子を撮ろうとそのとき手元にあったiPhoneを持って近づいたら、思い切り持ち上げたので慌てて撮影。大五郎が抜いた草がまわりに散らかっております(2013年4月 アップル iPhone 5)

 こちらは持ち上げた瞬間。

 こういうことされるとあとで掃除が大変なんだけど、まあ面白いからいいや。

 猫は肉食なのになぜ草を食むのか。本当のところはよくわかってないようだが、世間一般に言われているのは、毛繕いで飲み込んでしまった毛玉を吐くため。

 確かに草をたんまり食べた後に吐くことは多い。猫草を買ってきたあとしばらくは注意してないと、吐いたものを踏んじゃうこともある。

 食物繊維を必要としてるときに食べる、という説もあるらしい。

 でもまあ猫たちは楽しそうに食べてるからよしとしよう。

気持ちよさそうに草を食んでたら、歯の間にはさまっちゃって、必死に舌で撮ろうとしてるかふかの図。ちょっとあたふたしてて面白い(2011年3月 ニコン D7000)
気持ちよさそうに草を食んでたら、歯の間にはさまっちゃって、必死に舌で撮ろうとしてる「かふか」の図。ちょっとあたふたしてて面白い(2011年3月 ニコン D7000)

 「かふか」は大五郎ほどがっつかないけど、ときどきやってきては食べてる。ちゃんと歯があるから草を加えたまま無理にひっぱることはないんだけど、その代わり、歯の間に草がはさまっちゃってあたふたしちゃうことはある。

 それもまた面白いからいいのである。

 ほんとは猫草と格闘してる姿をもっと撮りたいのだが、室内はあまり明るくなく、かといってシャッタースピードを落とすと被写体ブレしちゃうので意外に撮りにくいのだ。

 まあ思い切って明るいレンズをつけるか、思い切ってISO感度をぐんと上げるかですな。

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