このページの本文へ

DLLハイジャッキングなど新手の攻撃対策を強化、対応OSも拡充

標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」新版をリリース

2013年07月19日 09時05分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 FFRI(旧称:フォティーンフォティ技術研究所)は7月19日、標的型攻撃対策ソフトウェアの新版となる「FFR yarai シリーズ Version 2.3」をリリースした。

 FFR yaraiシリーズは、シグネチャやパターンファイルなどに依存せず、4つのヒューリスティックエンジンにより標的型攻撃に見られる特徴を分析、未知の脅威を検知、防御することを目的とした製品。

 今回のバージョンアップでは、偽のDLLをプログラムに読み込ませマルウェア感染させる「DLL Hijacking」対策を追加したほか、.NET製マルウェア、ROP(Return Oriented Programming)への対策を強化している。またサポートするプラットフォームとしてWindows Server 2008 x64 Editionが追加された。

 さらに管理ツールの「FFR Enterprise Management Console Version 2.3」でも、ログなど管理機能の強化が図られている。

 

■関連サイト

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード