ソニーは7月18日、バックアップSDカード「SN-BA」シリーズを発表した。PC内ファイルのバックアップを自動的にとるSDカードとして、業界初をうたう。
PCのSDカードスロットに挿し、付属の専用ユーティリティー「Real-time Backup Utility」であらかじめフォルダーを指定して使う。指定フォルダー内のファイルを更新すると、自動でバックアップをとる仕様だ。バックアップの状態（完了／未完了）はフォルダーアイコン上に表示され、状態の確認が容易だとしている。
バックアップファイルはAES256bit方式で暗号化され、閲覧時にはパスワードが必要。セキュリティーの高さも特徴だ。SDHCフォーマットで容量16GBの「SN-BA16」、32GB「SN-BA32」およびSDXCフォーマットで容量64GBの「SN-BA64」、計3種類をラインアップ。スピードクラスは3種類ともClass4だ。
付属の専用ユーティリティー「Real-time Backup Utility」のイメージ
対応環境はWindows XP SP3、Windows Vista SP2、Windows 7 SP1、Windows 8以降となっている。
価格はオープンで、市場推定価格はSN-BA16が3800円前後、SN-BA32が6500円前後、SN-BA64が1万4000円前後。8月20日に発売される。
