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だから僕は「Surface Pro」を選ぶ! 第1回

USBデバイスも、ファイル管理も、いままでどおりに使えちゃう!

タブレットの姿をしたPC「Surface Pro」の使い道(前編)

2013年07月22日 11時00分更新

文● 三田沢カケル 写真●篠原孝志

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どうせなら一番いいのを頼む

 とまあ、こういうことを書くと、普通なら「じゃあ、今回はSurface RTを買ってみました」という話になるべきハズなのだが、今回は日本マイクロソフトのサービス精神に心を打たれてしまったということもあり、せっかくだから「Surface Pro」を選ぶことにした。

 こちらは128GBモデルが9万9800円、256GBモデルが11万9800円と、iPadやAndroidタブレットと比べて結構お高く、低価格なスタンダードノートPCなら2台買えてしまう値段なので、日本マイクロソフトだけでなく筆者の懐事情にとっても大英断である。

 余談だが、七夕には「原稿料がアップしますように」とお願いした僕です。にも関わらず、お求めやすいRTではなく、あえてProを選んだそのワケは、OSにWindows 8を搭載していることが決め手だ。それでは、その魅力を具体的に紹介していこう。

キーボードにもなるカバーは、感圧式の「Touch Cover」と、物理的に押しこむタイプの「Type Cover」の二種類から選べる

 Windows 8を搭載するタブレットの魅力は、これまでに愛用してきたハードウェアやソフトウェアを、これまでと同じように活用できること。インターフェースやオペレーションを簡略化したiPadは、周辺機器との連携の際には特殊なアダプタやアプリが必要となり、ユーザーエクスペリエンスがかえって低下してしまったという側面がある。

 しかし、Surface ProならプリンターもスキャナーもUSBで接続して、好きなアプリから簡単に使える。マウスやUSBメモリーなら、接続するだけで即使える。特に、USBメモリー経由でファイルを手軽にやり取りできるのがよい。

プラグ&プレイの恩恵。デバイスをつなぐだけで、ドライバをインストールできる。場合によっては、ネットにアクセスして自動的にアップデートまでしてくれる

 そのおかげで、たとえば、移動中に編集したWordやExcelの文書をUSBメモリーに書き出して、セブン-イレブンやサークルKサンクスのマルチコピー機で印刷する、といった使い方ができる。

 もちろんiPadでもAir Printやネットプリントを使えば印刷はできるのだが、対応するプリンターが必要だったり、Webサービス経由で事前にファイルを送っておかねばならなかったりと、やたらと面倒くさいのである。

 それとはちがって、Windows 8なら新しいやり方を覚える必要はない。あぁ、これまで普通にやれていたことを、これまでと同じやり方で普通にできることが、こんなにも快適だったなんて……。

USBメモリーにエクスプローラーでファイルをコピーする。たったそれだけのことだが、これがiPadではデキなかったわけで……

ネットで見つけた気になる記事は、印刷したり、保存したりと、処理方法はお好みで。やりたいことが自由にやれるのはすばらしい!

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