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「X-Pod」をシャーレに見立てたLEGO作品

LEGOで作った顕微鏡がすごい! 遊星歯車装置でピント調整が可能

2013年07月16日 20時52分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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Carl Merriman氏がLEGOで作った顕微鏡。対物レンズが3つもついている。レンズは遊星歯車装置で調整可能だという

 近頃、キャラクターやミニチュアの建物に留まらず、実寸大の車、巨大タワーなど、レゴマニアおよびアーティストが作成した様々なジャンルの精巧な模倣作品を見かけることが多い。この中でも、レゴ作品を作り続けて27年のレゴアーティストCarl Merriman氏が自身のブログで公開中の顕微鏡は、その造形もさることながら、実際の顕微鏡としての機能も併せ持った作品だ。

 彼はポケットサイズのレゴセット「X-Pod」を何かに使えないかと考えている際、ふとこのカプセルが深いシャーレに見えたのがきっかけで顕微鏡を作り始めた。3つの対物レンズがついた本格的な仕様で、粗調整と微調整の両方を可能にするために遊星歯車装置をつけたという。

 さらに工夫をこらし、接眼レンズ部に虫眼鏡を使用するほか、光ファイバーも取り入れたとのこと。フォーカスノブの操作によりピント調節も可能だという。

 LEGOブロックで顕微鏡を作ってみようと考えているのであれば、この作品の画像を参考にしてみてもいいのではないだろうか。

対物レンズの下に置かれているのが「X-Pod」。筐体は白いブロックで作られており、一見すると本物の顕微鏡のよう

顕微鏡の断面。このほか彼の作品はWebサイト「Brick Laboratory」に掲載されている

 

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