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アマゾン、新Kindleで動画再生テストも-米報道

2013年07月10日 16時00分更新

文● 加藤宏之(HEW)/アスキークラウド

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 米アマゾンのタブレット端末Kindleシリーズをめぐり、さまざまなうさわや憶測が飛び交っている。まずは米ブログサイト「ボーイ・ジーニアス・レポート(Boy Genius Report:BGR)」の報道から。現地時間9日の記事によると、Kindle Fireタブレットのラインアップを2013年に完全に入れ替えることを計画中だという。

 エントリーレベルの7インチモデルは、画面サイズに変更がなく、新パネルを採用することで1024×600ピクセルから1280×800ピクセルへ解像度を高める予定。7インチのKindle Fire HDもパネルの解像度を1280×800ピクセルから1920×1200ピクセルにアップグレード。8.9インチのKindle Fire HDでは1920×1200ピクセルから2560×1600ピクセルへと向上させる。また、新モデルではデザイン面でも改善が図られるという。

 米メディアのオール・シングス・デジタル(ALL Things Digital:ATD)が現地時間9日に報じた内容では、Kindle Fireの機能改善について触れられている。米アマゾンが約半年の間、一部のKindle Fireユーザーを対象にFlash動画再生のテストを行ってきたというのだ。

 テストの内容は、「NBC.com」や「CBS.com」、「Fox.com」といったサイトでビデオを再生しようとすると、「実験的なストリーミングビューア(experimental streaming viewer)」がオプションとして現れる。これは、Kindle Fireとアマゾンサーバーとの間をクラウドで動くウェブブラウザ「Amazon Silkブラウザ」で可能となった機能だ。

 Flashストリーミング再生はユーザーからの要望だというが、今回のBGRとATDの報道からは、より高画質となったタブレットでクラウドの動画再生サービスを楽しめるKindleライフが予感される。

7インチKindle Fire HD

7インチKindle Fire HDの新モデルはどのようなデザインとなるか(写真は現行モデル)

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