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スマホで始める「音楽アプリ部」 ― 第5回

知識がなくても音楽は作れる

女子ウケいいかも? 見た目カワイイ音楽アプリで曲作り

2013年06月28日 16時00分更新

文● 藤村亮

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ASCII.JP!の音はページ下で実際に聴けます

絵を描くと音楽になるmoxMatrix

 ビコビコした音楽を打ち込みで作ってみたいけど、音楽知識なんてまるで分からない。そもそも打ち込みのアプリってなんだか重苦しいデザインが多くて可愛くない……。そう思っている人は多いのではないでしょうか。

 「moxMatrix」はお絵かき色塗り感覚で楽しめる、カラフルでポップな12トラックの16ステップシーケンサーです。12トラックそれぞれに好きな音を設定して、16分割されたスクエアを好きな色で塗りつぶしていくだけで、オリジナルのシーケンスが簡単に組めちゃいます。

moxMatrix App
価格450円 作者mode of expression, LLC
バージョン1.0 ファイル容量7.4 MB
カテゴリーミュージック 評価(4.5)
対応デバイスiPad 対応OSiOS 3.2以降

 カラーパレットから好きな色を選んで、画面全体に文字や絵を描いてみてください。 たとえば「ASCII.JP!」と書いてみます。

 moxMatrixなら、これだけでもなんだかそれなりに音楽っぽくなるのです!

 あとはもっと音色を選んだり、文字の色調を細かく変えていったりして、ツメていけばイイでしょうし、偶発的なアイディアとしてまた別のシーケンサーで起こしてみるのもイイと思います。

 画面上は文字表現を極力省いた作りになっているので、簡単な機能説明をしながらひとつひとつ見ていきましょう。

moxMatrixの基本画面

 画面全体に12×16個で並んだスクエア、これがシーケンサーのパッドで、縦方向が音の高さ、横方向が音のタイミングになります。少し濃い灰色で括られたスクエアは横方向では4拍子の拍アタマ(パドドドパドドド、のパ)、縦方向ではスケールのベース音(ドレミファソラシ、のド)となっています。設定したスケールによっては少し見づらくなる場合もありますが、何となくでも音楽の要点になる部分として分かると思います。

 画面左側に並ぶ12色のスクエア、これは一般的なシーケンサーで言うところのチャンネルミキサー部分になっており、各パートごとの音量を調整できます。ここをタッチして各チャンネルを選択し、音色を割り当てたり、打ち込みをする際の音階(スケール)を設定します。

 画面左上の3つのスクエアで打ち込む音の強弱(ベロシティー)が選択できます。色の濃淡で強弱を表しているので視覚的にとても分かりやすいと思います。音を薄く、という表現をまさにそのまま取り込んだような感じですね。

 3つのスクエアの隣は音階(スケール)と調性(キー)の設定です。基本的なメジャースケール(いわゆるドレミファソラシド)からロックで多用されるペンタトニック(5音階)、ジャズで使われるブルーノートやホールトーンスケールなど。さまざまなジャンルに対応するスケールをきちんと押さえてあります。テクノやトランスのコードワークでよくある5th、4thなんかも用意されていて、使いやすいと思います。

 赤いeditキーの左にあるのが音色の設定。音色は31種のシンセサウンドと、ドラムキットの各パーツを分割した48種のドラムサウンドが用意されています。特に楽器ごとのカテゴライズはされていませんが、「Acoustic Bass」や「Synth Saw」、「Laser」のようにとてもシンプルな音色名なので、名前を見ればだいたいどんな音かすぐに分かるでしょう。

 赤いeditキーは選択中のトラックデータのエディットで、打ち込んだデータをコピー&ペーストしたり、まっさらな状態にクリアしたりというときに使います。

 右上にあるJAMキーをタッチすると、12トラックの各音を設定したスケールにあわせて各列ごとに鳴らせる状態になります。横方向にスワイプすると音程が上下し、縦方向にスワイプすると音色が変わります。12種類の音色を瞬ときに切り替えながら演奏しているような感じが出せるのでライブパフォーマンスにも使えるかもしれませんね。

 JAMキーの横にあるのはパターンバンクで、A~Dのメインバンクそれぞれに1~8のパターンを作ってメモリーできます。ひとつのパターンは最長で16小節まで構成でき、画面一番下のmatrix trackに表示されます。

 画面左下の数字は曲のテンポ、タップ&スワイプでBPM=40~250まで調節できます。右下のplaybackはパターンの再生、画面に表示中の一小節のみをループ、一時停止、停止です。

音声が小さいので、必要に応じて音量調節をしてください

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