IEEE 802.11acからワイヤレスHDDまで――最新無線LAN事情 第1回
最大1300Mbpsの無線LAN! IEEE 802.11acはこんなのだ!!
2013年06月25日 12時00分更新
2台をリンクさせたコンバーター機能が強力!
バッファロー「WZR-1750DHP/E」
バッファロー「WZR-1750DHP」は、IEEE 802.11acに対応し、最大で1300Mbps(理論値)の通信速度を実現する無線ルーター。子機の位置を予測して電波を発射する「ビームフォーミング」機能を搭載し、対応機器では高速で安定した無線通信が可能となる。
スマホのみで初期設定が可能となる「AOSS2」機能を搭載し、それほど詳しくない人でもすぐにセットアップが完了する。さらにちょっとした設定変更をスマホから実行できる「Wi-Fiリモコン」機能も搭載する。
本体にはUSB 2.0ポートに加え、USB 3.0ポートも1基ずつ搭載。USB 2.0ポートにはプリンターなどを接続して共有できるうえ、USB 3.0に外付けHDDなどを接続し、高速NASとして活用することも可能。有線LANポート(ギガビットイーサ対応)も4基内蔵する。
WZR-1750DHPのみの単体販売と、同機の2台セット「WZR-1750DHP/E」が販売されている。2台セットの場合、1台のWZR-1750DHPが中継器・子機として利用でき、有線接続することで無線LANコンバーターとして利用できる。
ノートPCを据え置いて使う場合や、テレビなどの据え置き家電を接続するなら、2台セット版がオススメだ。希望小売価格はWZR-1750DHP単体で2万2050円、WZR-1750DHP/Eが4万2210円だ。
同社からはほかに、最大通信速度が866Mbpsの無線ルーター「WZR-1166DHP」(希望小売価格1万8690円)、同速度のUSB子機「WI-U2-866D」(同7770円)、最高速度433MbpsのUSB子機「WI-U2-433DM」(同4410円)といったIEEE 802.11ac対応製品が販売されている。
スマホを使って設定も運用もラクラク
アイ・オー・データ機器「WN-AC1600DGR」
アイ・オー・データ機器「WN-AC1600DGR」は、最大1300Mbps(理論値)の通信速度を誇るIEEE 802.11ac対応の無線ルーター。スマホやタブレットから初期設定ができる「インターネット簡単接続」機能や、各種設定を変更可能なスマホ用専用アプリ「Magical Finder」を使えば、PCなしの環境でも導入・運用が容易だ。
また、スマホを無線接続する際に暗号化キーを入力するのが面倒……というときには、「QRコネクト」アプリを使用すれば、付属するQRコードを撮影するだけで接続設定を完了できる。
本体背面には有線LANポート(ギガビットイーサ対応)に加え、USB 2.0ポートを搭載。プリンターを接続すれば、プリントサーバーとして動作し、PCからはもちろんスマホやタブレットからも無線経由で印刷することができる。希望小売価格は1万5700円。
同社は、IEEE 802.11ac対応製品として、最大通信速度が433Mbpsの無線ルーター「WN-AC733GR」(希望小売価格1万600円)、通信速度が867MbpsのUSB子機「WN-AC867U」(同7400円)、同433MbpsのUSB子機「WN-AC433UK」(同5300円)などを販売している
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