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直販限定ハイエンドUltrabook

Haswellならずも性能アップ「dynabook R632」夏モデル

2013年06月26日 08時00分更新

文● エースラッシュ

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モバイルでハードに働いてくれる高性能

 春モデルでは店頭モデルとして、CPUにCore i5-3317Uを搭載し4GBのメモリと128GBのSSDを組み合わせた構成、Core i3-3217Uと4GBメモリに128GBのSSDを組み合わせた構成の2種が用意されていた。直販モデルではさらに上位構成として、Intel Core i7-3667Uに8GBのメモリと256GBのSSDを搭載したモデルなどが選択可能となっていたが、夏モデルではさらにCPUが少し上位のIntel Core i7-3687Uを選択可能になっている。

 バリエーションとしてはCPUがIntel Core i7-3687UとIntel Core i5-3337Uの2種から選択可能になり、Core i5の場合はメモリが4GB、Core i7の場合はメモリが8GBという構成で、ストレージはいずれも256GBのSSDだ。これにMicrosoft Office Home and Bussiness 2013を搭載するか否かと、OSをWindows 8にするか、Windows 8 Proにするかという選択が加わる形だ。

 試用機の構成は、CPUにIntel Core i7-3687Uを採用したモデルだ。8GBのメモリ、256GBのSSDを搭載している。この構成ベンチマークによる性能評価を行なった。

 Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」の「5.8」となった。ついで「ゲーム用グラフィックス」の値が「6.5」になっている。「プロセッサ」の値は「7.2」、「メモリ」の値は「7.5」と高く、「プライマリハードディスク」の値は、SSDらしく「8.0」と高くなっている。総合的に見るとグラフィックス機能が弱めに見えるが、数値的には十分。CPU内蔵のグラフィックス機能であるIntel HD Graphics 4000としてはよい方だろう。

Windowsエクスペリエンスインデックス

PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」

3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」

ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.1」

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果が良好だが、3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」は低めで、ゲーム目的の利用などには向いていないことがわかる。ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.1」の成績はとても良好だ。実際に使っていてもキビキビとよく動いてくれて、ストレスはない。

 バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、3時間27分58秒使うことができた。短時間のモバイル利用ならば十分対応可能だ。

 WiMAX搭載で外出先での通信にも困らない。光学式ドライブを搭載していない以外はメインマシンとして利用できるだけの性能を持っているだけに、電源のあるカフェなども活用しながら積極的にモバイルワークしたい人にも向いたマシンとなっている。

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