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チェーンドラッグストア協会、医薬品ネット通販の自粛を解除

2013年06月19日 01時07分更新

記事提供:通販通信

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image 日本チェーンドラッグストア協会は6月14日、リスクが特に高いとされる25品目を除く、第2類・第1類医薬品のネット販売の自粛を解除すると発表した。

 同協会では、これまで医薬品のネット販売について、安全の確保ができないことから慎重な姿勢を取り、会員企業に自粛を求めていた。今後は、医薬品のネット販売は各社の判断にゆだね、新たな販売のルールや法令が決定される場合は、施行日よりこれに従った運用を行う。リスクが特に高いとされる25品目については、専門家による検討結果を待つことで自粛を継続するという。

 また、同協会は「医薬品ネット販売対応本部」を設置し、ガイドライン、会員企業支援とネット販売の情報収集を開始。医薬品ネット販売におけるトラブルや問題、事故、事件などの情報収集を行い、専門家によりネット販売との因果関係を検証する。また会員企業サイトに、ネット販売安心支援ステッカーの発行も検討している。

 今後も、セルフメディケーションの推進が図れるようにルールの制度化を求め、業界の利益を超えたロビー活動に力を入れる方針という。

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