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使い勝手に優れたオリジナルケースも魅力

やっぱり速い!4770KとGTX 760のゲーミングPC「NEXTGEAR i630」

文●石井英男

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 マウスコンピューターといえば、低価格な製品からプロフェッショナル向けハイエンド製品まで、充実したラインナップを誇るPCメーカーだ。中でも、高性能なCPUと単体GPUを搭載したゲーミングPC「G-Tune」は、コストパフォーマンスと性能、信頼性の高さで、PCゲーマーから高い支持を得ているシリーズだ。

 今回は、第4世代Coreプロセッサー(Haswell)を搭載した最新の「NEXTGEAR i630シリーズ」のうち、Core i7-4770Kと1TB HDD、およびGeForce GTX 760を搭載した中位モデルである「NEXTGEAR i630SA2-SP」(以下、i630SA2-SP)を試用する機会を得たので、早速レビューしていきたい。

メンテナンス性に優れたオリジナルケースを採用

 まず、外観から見ていこう。i630SA2-SPは、いわゆるミドルタワーマシンである。i630SA2-SPのケースは、マウスコンピューターオリジナルのケースで、シャープなデザインのフロントパネルが印象的である。フロントパネルは、光沢のあるブラックに、クロムパーツが映えるデザインで、前面吸気を妨げないように、デザインを活かしながら数多くの吸気口が設けられている。

NEXTGEAR i630SA2-SPの外観。フロントパネルのシャープなデザインが印象的だ

NEXTGEAR i630SA2-SPのフロントパネル。グロスブラックにクロムパーツが映える

 フロントパネルを開けると、光学ドライブなどにアクセスできる。拡張性も高く、5インチオープンベイを2基と3.5インチオープンベイを1基備えるほか、3.5インチシャドウベイが4基あり、SSD×2のRAID 0構成の追加なども可能だ。シャーシ前面に装着されているメッシュパネルは脱着式で、工具を使わずにワンタッチで容易に取り外せる。さらに、メッシュパネルに装備されている防塵フィルタも簡単に取り外せるので、ホコリなどの掃除も楽だ。

 また、フロントパネルの下部には6個の青色LEDが内蔵されており、メッシュやクロムパーツ部からもれてくる光が美しい。3.5インチシャドウベイには、ドライバなどの工具を使わずにドライブの交換が可能なマウンタが付属しており、メンテナンス性は高い。エアフローについてもよく考えられている。フロントパネルに120mmの大型吸気ファンが装着されているほか、バックパネルには100mmの排気ファンが装着されており、電源ユニットの排気ファンと合わせ、高い排熱能力を実現している。

フロントパネルを開けたところ。5インチオープンベイ×2と3.5インチオープンベイを備える。大型メッシュパネルは、ワンタッチで容易に着脱できる

 ケース天板部分に各種I/Oポートが設けられていることも特徴だ。天板には、マルチカードリーダーやUSB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドホン出力が用意されているので、非常に便利だ。机の下に本体を置いた場合、一般的なタワーマシンのようにフロントパネルの下部にI/Oポートがあると、ケーブルの抜き差しのために屈む必要があるが、i630SA2-SPなら容易にアクセスできる。

天板部分にI/Oポートが設けられているので、床置きした場合なども、I/Oポートへのアクセスが楽だ。USBポート同士の間隔も広いので、大きめのUSBメモリなどを差しても邪魔にならない

「NEXTGEAR i630SA2-SP」はマウスコンピューターの直販サイトで販売中だ

(次ページ、「Core i7-4770KとGeForce GTX 760を搭載し、高い性能を実現」に続く)


 

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