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【週刊アップル】iPhone、Mac、iPad関連の1週間(6/7~6/13)

2013年06月17日 07時00分更新

文● 花田祐輔(HEW)/アスキークラウド

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7日
・iPhone旧モデルを下取りへ

 米アップルがiPhoneの下取り制度を開始する予定だと、米メディアのBloombergが現地時間6日に報じた。報道によれば、アップルが携帯電話の流通事業を手がける米ブライトスター社と提携。ユーザーは旧モデル端末を下取りに出し、最新機種の購入が可能となるとのこと。この下取り制度は今月中に開始される見通しだと報じている。

11日
・「WWDC 2013」開幕

 アップルの開発者向けイベント「Worldwide Developer Conference(WWDC) 2013」が現地時間10日に開始された。主な新発表として、iOS 7、新 MacBook Air、次期 OS X「Mavericks」、新 Mac Proなどが発表された。

・Mac OS 10.9「Mavericks」発表
 米アップルは10日(現地時間)に開幕した開発者向けイベント「WWDC」にて、新Mac OSのバージョン10.9、「Mavericks」を発表した。Finderにタブ機能が追加されたほか、マルチディスプレイに対応。また、地図アプリ「Maps」や電子書籍アプリ「iBooks」などを導入。そのほか、バッテリー寿命を改善する省電力機能「Timer Coalescing」「App Nap」などを搭載している。

・新MacBook Air発表
 米アップルは10日(現地時間)に開幕した開発者向けイベント「WWDC」にて、薄型軽量ノート・MacBook Airの新モデル(11インチ/13インチ)を発表した。インテルの新CPU・Haswellを搭載したほか、バッテリー駆動時間を延長。13インチモデルでは従来の7時間から12時間へ延びたとしている。

・円筒形デザインの新Mac Pro発表
 米アップルは10日(現地時間)に開幕した開発者向けイベント「WWDC」にて、デスクトップPCのフラッグシップモデルとして新型Mac Proを発表した。円筒形の筐体を採用してデザインを一新。スペック面では12コアのIntel Xeonプロセッサ搭載や、Tunderbolt 2ポートの装備が明らかとなっている。

・大幅刷新のiOS 7公開
 米アップルは10日(現地時間)に開幕した開発者向けイベント「WWDC」にて、モバイル端末向けの次期OS、「iOS 7」を発表。デザイン面ではアイコンが平面的なデザインとなり、立体的だったiOS 6から一新された。また、ロック画面から通知センターを呼び出せるようになったほか、ロックを解除しなくても明るさや機内モードの設定などが行える「コントロールセンター」、また、音楽ストリーミングサービス「iTunes Radio」が追加されるなど、大幅に刷新された。

・インターネットラジオサービス「iTunes Radio」発表
 米アップルは10日(現地時間)に開幕した開発者向けイベント「WWDC」にて、無料の聞き放題音楽ストリーミングサービス「iTunes Radio」を発表した。200以上のジャンル別の仮想ラジオ局が用意され、ユーザーの好みに合わせて選ばれた楽曲が再生される仕組み。当面は米国のみの提供となる。

12日
・パソコンも値上げ…円安の影響で

 米アップルは11日、大幅な円安への対応措置として、日本国内で販売するMacBooK ProはiMacなどパソコンの販売価格を引き上げた。最大で4万円程度の値上げとなる。なお、5月末にはタブレット端末のiPadや、メディアプレーヤーのiPodなども値上げされた。

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