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2台のパソコンをリンクさせて、データの編集作業をするのにも便利だ

サポート終了が迫るWindows XPから7/8へのデータ移行は確実な有線ケーブルで

2013年06月10日 14時32分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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「UC-TV3BK」

 Windows XPは、2014年4月9日(日本時間)にサポートが終了する。それにともない、Windows 7や8に環境を切り替えたい……という人は多いはずだ。しかし、パソコンを買い替える場合、現在使用しているものから新しいパソコンへデータを移行する作業が必要となる。そこでUSBメモリーなどのストレージを使って移動するとなると、作業自体が面倒なうえに、環境によってはデータ転送速度も遅く、手間も時間もかかってしまう。

 そんな悩みを解決してくれるのが、エレコムが6月4日に発表した「UC-TV3BK」。2台のパソコンのUSBポート同士を接続することで、それぞれのパソコンにあるデータを相互に移動やコピーすることができるリンクケーブルだ。

 本ケーブルを使って2台のパソコンを接続し、本体内蔵の専用ユーティリティーをインストールするだけで準備はOK。Windows XPから7/8へ移行する場合は、本製品を使ってパソコンを接続し、XP上にある移行元のファイルやフォルダをドラッグして、7/8上にドロップするだけでデータの移行が完了する。USB2.0に準拠しているため、大容量のデータでも移行がスムーズだという。

 また、一方のパソコンのマウス・キーボードを使って、もう一方のパソコンを操作することも可能だ。たとえば7/8搭載パソコンのマウスとキーボードを使って、XP搭載パソコン側の画面操作ができるため、一方のパソコン側からの操作だけでデータの移動やコピーができる。さらに、ファイルの移動やコピーだけではなく、テキストなどのコピー&ペーストといった操作も可能になっているので、2台のパソコンをリンクさせてデータの編集作業をするのにも便利だ。

データ移行作業に利用するだけでなく、2台のパソコンをリンクさせて、データの編集作業をするにも便利

 ケーブル長は約1.2m(コネクタを除く)で、重量は約37g。6月上旬から発売予定で、価格は5313円。

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