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喰われっぱなしのPCメーカーに希望はあるか

2013年06月10日 16時00分更新

文● 澁野 義一/アスキークラウド

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PCメーカーが苦境に立たされている。「電話の再発明」から始まったスマートフォンがいつしかユーザーの生活の中心になり、その延長線上のタブレットがPCを追い落としている。PCメーカーの活路は。

 台湾で開催中の「Computex 2013」。従来はパソコン中心の見本市だったが、今年の主役はタブレット端末だ。

 タブレット市場でシェアでアップル・サムスンに次ぐ3位のエイスースは、本イベントでもタブレット製品を中心に発表。純粋なノートPCの新製品はゼロだった。

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「Computex 2013」の壇上で「トランスフォーム」をテーマに打ち出してタブレットを紹介する、エイスースのジョニー・シー氏

 一方、PC向けのMPU(マイクロプロセッサー)で8割のシェアを握るインテルは、タブレット市場ではほとんど存在感がない。

 サムスン製タブレット端末へのMPUの納入を発表したものの、売り上げの6割を占めるPC向け市場からすぐに撤退するわけにもいかず、ジレンマ状態だ。

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