重量870gの、Haswell搭載Utrabook
「VAIO Pro 11」
今回の発表でVAIOシリーズの新ラインナップとして登場したUltrabookの“Pro”シリーズは、11.6インチのフルHDディスプレーを搭載して重量870gを実現した「Vaio Pro 11」と、重量1060gで13.3インチのフルHDディスプレーを搭載した「VAIO Pro 13」の2機種が発表された。
天板と底辺にカーボン素材を使用し、キーボード部はアルミ素材を使うなど、シンプルでスタイリッシュなデザインとなっている。特徴はタッチ対応ディスプレーを採用しながら、13.3インチでも1000g前後、11.6インチなら1000g以下という軽量な重量。
「VAIO Pro 11」とほぼ同サイズの「VAIO X」と比較しても、タッチ対応ディスプレーを搭載しているうえに、今回の「VAIO PRO 11」では最新のHaswellを搭載したことで、性能が飛躍的に向上している。
バッテリーは「VAIO Pro 11」が32W、「VAIO Pro 13」が37Wのものを搭載しており、連続稼動時間は公称で10時間以上。さらに、本体内蔵のバッテリーと同容量の外付けシートバッテリーも発売予定で、シートバッテリー使用時の稼動時間は2倍の20時間以上になるとのこと。
展示されていた「VAIO Pro 11」は、CPUとして「Core i7 4550U」を搭載。一方の「VAIO Pro 13」は「Core i3 4010U」を搭載していた。CPUの違いは、ソニーダイレクトでユーザーがカスタマイズできる仕様のものが展示されていたためで、店頭販売モデルは「Core i5 4200U」を採用し、4GBのメモリーと128GBのSSDを搭載する。
国内での発売時期は未定だが、ワールドワイドでは6月下旬、価格は「VAIO PRO 11」が1149ドル、「VAIO PRO 13」が1249ドルになるという。
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