COMPUTEX TAIPEI 2013では、各メーカーによるプライベート展示が「Grand Hyatt Taipei」でも行なわれている。CORSAIRもそんなメーカーのひとつで、例年通り新製品を用意してきたのでチェックしておこう。
「Carbide AIR 540」
CORSAIRといえばメモリーモジュールメーカーの印象が強いが、最近では注目のPCケースを取り扱うことでも知られる。そんな同社が今年のCOMPUTEXに持ち込んだのが、大型キューブケースの「Carbide AIR 540」だ。
中央に搭載したマザーボードが内部を仕切るような構造で、向かって右サイドに電源ユニットやドライブ類。左サイドに拡張カード類が搭載される。冷却機構はフロント140mm×2とリア140mm×1。天板部分には240mmまでのデュアルファン搭載ラジエーターが装着可能だ。
ATXサイズのマザーも搭載可能な大型キューブというコンセプトはなかなか面白いが、意外にデカイ(詳細不明)そのサイズが市場にどのように受け止められるかがポイントとなるかもしれない。
「Carbide 330R」
「Carbide 300R」の静音モデルとなるのが「Carbide 330R」だ。両開き対応のフロントドアには防音シートを張り付けてあるほか、サイドパネルやトップにも同様に防音シートを装着。水冷クーラーやファンレスクーラーと組み合わせれば、かなりの静音PCが実現できそうだ。発売は夏頃を予定している。
「Vengeance Pro」シリーズ
国内でも正式発表したばかりのHaswellに最適な、クアッド/デュアルチャンネルメモリーキット「Vengeance Pro」シリーズもしっかりと用意され、今回展示されているデモ機に多数採用されていた。なお、ランクによりヒートスプレッダカラーはレッド/シルバー/ブルーの3色バリエーションが用意される。
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