ウォンテッドが発表した企業のSNS利用調査によると、人材の採用活動で利用しているSNSは、フェイスブックがトップで約6割の支持を集めた。2位はツイッターで、約3割半が利用していると回答。一方、SNSを利用していない企業もツイッターと僅差の数にまでのぼっているため、採用の現場では今後もSNSの利用が拡大していく余地があるようだ。
マーケティング活動では、今回の調査対象企業のすべてがSNSを利用。その目的の上位に挙がったのは、認知度の向上やブランディング、広報、ウェブサイトへの流入(アクセス誘導)の強化、見込み客の獲得などとなっている。
また、全般的なSNSの取り組み状況を見てみると、トップ3のツイッター、ブログ、フェイスブックは4~7割超の高い支持を獲得。以下、3位はYouTube/ニコニコ動画/Ustreamなどが2割を超える健闘をみせ、アプリやGoogle+も2割近くまで達している。そして今後、取り組みたいものとしては、YouTube/ニコニコ動画/Ustreamなどが支持ゼロに低迷するなか、LINEが2位に大躍進。アプリとミクシィも3位と4位にそれぞれ支持をアップさせた。友人同士のつながりで普及が広がるLINEを、企業活動にも活用していこうという動きが加速しそうだ。