「撮った写真がすぐに見られる」ということで、かつて人気を博した「インスタントカメラ」だが、デジタルカメラの普及で姿を見ることもめっきり減ってしまった。
写真をSNSやメール、クラウドサービスで共有するのが一般的になりつつある今でも、やはり現像された写真を見る楽しさは消えない。特に、結婚式などの華やかな席では、撮影した写真を囲んで、皆で語り合いたいものだ。
デジタル時代のインスタントカメラ「Z2300」ならそんな想いに応えてくれる。Z2300は、インスタントカメラメーカーで最も有名と言って差し支えない「ポラロイド」ブランドの「インスタントデジタルカメラ」だ。
約幅118×76×34.6mm、約264gの手のひらサイズながら、本体に現像機を内蔵し、撮った写真をその場で印刷可能。
印画紙には、専用のフォトペーパー「2 × 3 PREMIUM フォトペーパー」を用いる。インクカートリッジやインクリボンが必要ないのもウリのひとつだ。印画紙の裏面はステッカーになっているため、手帳などに貼っても楽しめそう。
32GBまでのSDカードに対応しているため、通常のデジタルカメラのようにも使用できる。1/3.2型のCMOSセンサーを搭載し、有効画素数は1000万画素。
ホワイトとブラックの2色展開で、市場想定価格は各2万3800円となっている。2 × 3 PREMIUM フォトペーパーは30枚入りで1680円だ。なお、パッケージには2 × 3 PREMIUM フォトペーパーが10枚同梱される。
アナログの楽しさを思い出させてくれそうなZ2300で、「写真をすぐに渡せる喜び」を再確認してみては?