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NTTドコモが5年連続1位、モバイルデータ通信の満足度

2013年05月29日 16時00分更新

文● 加藤宏之(HEW)/アスキークラウド

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 日経BPコンサルティングが2009年から毎年行っている「モバイルデータ通信端末満足度調査」の第5回調査結果が発表。NTTドコモが総合満足度で5年連続1位となった。

 同調査が対象としているモバイルデータ通信端末とは、PCカードタイプやCFカードタイプをはじめ、USBタイプ、ExpressCardタイプ、「Pocket WiFi」などのモバイルワイファイルータータイプなどを指す。NTTドコモのXi/HIGH-SPEED対応PC、KDDI(au)の通信機能搭載PC、ソフトバンクやイー・モバイルの通信モジュール搭載PC、UQ WiMAX搭載PCなども含まれ、WLAN専用のタイプやデジタルフォトフレームは調査対象外。これらについて、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、イー・アクセス、ウィルコム、UQコミュニケーションズの国内通信大手6社を比較している。

 調査項目は「通信エリアの広さ」「データ通信速度」「通信品質」「端末の価格」など全10項目からなり、さらに「総合満足度」を評価。NTTドコモは、全10項目のうち5項目で1位となり、その結果、前述のとおり「総合満足度」でも1位を獲得している。

 「総合満足度」の2位はKDDI(au)で、全10項目中の3項目で1位だが、なかでも「データ通信速度」と「通信品質」が1位となっていることから「通信が速くて安定している」のがKDDI(au)への評価だ。UQコミュニケーションズは「総合満足度」では4位だが、全10項目のうちの残り2項目で1位を獲得。その項目は「端末の価格」と「端末(性能/機能/使いやすさ/デザイン/サイズ)」で、通信ではなくハードウェアに対する評価が高かった。

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第5回モバイルデータ通信端末満足度調査(表中の丸印は各項目の1位を示す)

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