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iPadやNexus 7やdtabを超活用する機器連携術 第3回

Retinaで高精細ライブビュー!? デジカメ×タブレットを試す

2013年05月23日 12時00分更新

文● 周防克弥

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ズーム操作から感度設定まで細かく調整できる
パナソニック「LUMIX」

4月下旬に発売されたパナソニックの「LUMIX GF6」。ボディーのみの実売価格は5万円前後だ

4月下旬に発売されたパナソニックの「LUMIX GF6」。ボディーのみの実売価格は5万円前後だ

 パナソニックのミラーレス一眼シリーズ「LUMIX」の現行モデルでは、「GH3」と「GF6」がタブレットからのリモート撮影に対応している。

GH3と連携した「LUMIX LINK」の画面。電動ズームをカメラに装着した状態ではレバーが表示され、ズーム操作もリモートで行なえる

こちらはGF6と連携する「Panasonic Image App」タブを引き出して設定画面を表示しているが基本的には「LUMIX LINK」と変わらない

こちらはGF6と連携する「Panasonic Image App」。タブを引き出して設定画面を表示しているが基本的にはLUMIX LINKと変わらない

 GH3では「LUMIX LINK」(iOS版Android版)、GF6では「Panasonic Image App」(iOS版Android版)というアプリを使用する。iOS版、Android版ともに無料でダウンロード可能だ。

 2つのソフトがあるが、インターフェースや使い勝手はほぼ一緒で、対応機種の違いで別のアプリになってしまっているだけのようだ。

 デジカメ側で無線LAN機能をオンにして、スマホ、タブレットへの接続を始めるとカメラ側にSSIDとパスワードが表示される。タブレット側でSSIDを選択し、パスワードを入力することでデジカメとの接続が完了する。

両アプリともにタッチシャッター機能と、触った箇所にピントを合わせる機能が備わる。モード変更以外の操作はカメラと同等の操作ができる

両アプリともにタッチシャッター機能と、触った箇所にピントを合わせる機能が備わる。モード変更以外の操作はカメラと同等の操作ができる

 タブレット側にはほぼデジカメの背面モニターと同じ情報が表示される。デジカメ側に電動ズームを装着していた場合にはズームの操作レバーも表示され、ズーム操作も可能だ。リモートで表示されている画面にタッチしてピント位置を指定し、そのままシャッターを切ることもできる。

設定のボタンから各種設定項目の呼び出しが行なえる。絞りやシャッター露出補正など、あらゆる操作が可能だ

 デジカメで設定できる項目のほとんどが操作可能で、露出補正や感度設定なども自由に設定できる。

マニュアルフォーカスに切り替えて部分拡大も可能。ピント合わせを大きな画面でできるのはとても便利だ

マニュアルフォーカスに切り替えて部分拡大も可能。ピント合わせを大きな画面でできるのはとても便利だ

 また、フォーカス設定をマニュアルフォーカスに切り替えて画面を拡大することも可能なので、大きな画面で細かいピント合わせもできるのは便利だ。

 表示されるリモート画面の遅延は若干あるが気になるほどではない。シャッターのタイムラグも若干あるが、リモート画面の遅延ほどではないので、よほど動きの早い一瞬を狙うのでなければ問題はないだろう。

撮影後に転送された画像をすぐにウェブサービスなどへ転送できる

撮影後に転送された画像をすぐにウェブサービスなどへ転送できる

フィルター機能の効果もリアルタイムで確認

フィルター機能の効果もリアルタイムで確認

デジカメの背面モニターは小さくて効果のほどがいまいち分からない場合があるが、タブレットを使えば確実に確認できる

デジカメの背面モニターは小さくて効果のほどがいまいち分からない場合があるが、タブレットを使えば確実に確認できる

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