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x86サーバーベースのCluster in a Box型ストレージ

ZFSとWindowsの2種類用意されたクラスター型NAS

2013年05月22日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月21日、ストレージソリューションを手がけるコアマイクロシステムズは「国内初」を謳うCluster in a Box型のスケーラブルNASを発表した。ZFSベースの「PrimeSTOR CiB」とWindowsベースの「WinSTOR CiB」の2種類がラインナップされる。

 製品は、デュアルアクティブのNAS/SANコントローラーに、拡張エンクロージャーを追加する形で拡張できる。コントローラーは2U/12ベイの筐体で、Xeonプロセッサーを最大4基、メモリを最大1TB搭載可能。FC、iSCSI、Infiniband、CIFS/NFS、FTP/HTTPに対応するユニファイドI/Oとなっている。また、拡張エンクロージャーは4U/24ベイ、4U/60ベイという2つのJBOD筐体が用意される。

 ZFS/NexentastorベースのPrimeSTOR CiBは、128ビットZFSの採用によりほぼ無限の拡張性を持つという。また、ダイナミックな拡張が可能な階層型ストレージプールや大容量キャッシュメカニズムを持つほか、無制限のスナップショット/クローン、リアルタイムなインラインデータ圧縮/重複排除、ローカル/リモート/クラウドレプリケーションなどの機能も搭載する。参考価格は150万円(税別)。

 Windows Storage Server 2012ベースのWinSTOR CiBも、64ビットNTFS/ReFSにより、高い拡張性を実現する。Windows Storage Space によるダイナミック拡張ストレージプールやフルアクティブクラスタ共有ストレージプール(CSV)&キャッシュなどを持つほか、最大512世代スナップショット、ポスト処理型ブロックレベルの重複排除機能、ローカル/リモートレプリケーションなどの機能を搭載する。参考価格は250万円(税別)。

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